【再掲】支援級に決めたけど、本当にこれで良かったのかな
幼稚園の頃から「普通」にできなかった息子を見て、
夫婦で悩んで悩んで、悩んだ末に決めた小学校特別支援級。
でも、時々本当にこれで良かったのかなと不安になります。
支援級在籍だけど一日のほとんどの授業を普通級で過ごしている息子。
とはいえ、やはり普通級の生徒や先生の中で
無意識に「ゲスト」扱いというか「みそっかす」扱いが拭えないようです。
お友達もすべて支援級の子です。
人数が少ないので、みんな年上で先に卒業してしまいます。
同い年の支援級の子は1人しかいません。
いつも乱暴で咄嗟に暴力をふるってくる子です。
先日も息子は急にその子に攻撃されてケガをしました。
とてもお友達になれそうにもありません。
息子はとても優しく思いやりのある子ですが、
普通級の子たちはみそっかすの息子を
友達選びの候補には選ばないようです。
支援級に決めたのに、なぜ悩むのか。
それは息子に「知的に遅れなし」の診断があるからです。
ただし、読み書きや集団行動が苦手などの困りごとがある。
それでも普通級では特に立ち歩きや
授業の邪魔になることもなく頑張っています。
一昔前であればクラスに数人はいた、
ちょっと普通より外れた子たちというポジションで
なんとか普通級で過ごせたのかもしれません。
お友達も、同じクラスで同い年の子を見つけることができたかもしれません。
小学校の時のお友達は長く付き合いが続くので大事だと思っています。
私は息子の選択肢を狭めてしまったのだろうかとモヤモヤします。
はじめから普通級に行かせていても、
「支援級にすれば良かった」と悩むのかもしれません。
普通級から支援級への転籍はなかなかに難しいとも言われています。
どうしたら良かったのか、
それは息子がうんと大きくなってからでないとわからないのでしょう。
先日、学校へ行く用事があり校庭を通ると
息子の普通級の子供たちが体育の授業で
ワイワイとボールを使った運動をやっていました。
息子の姿を探しましたが、そこに息子はいませんでした。
なんだか胸が苦しくなって色々と考えてしまいます。