noteの「賞味期限・消費期限」を意識しよう
あなたはnoteで記事を書くとき、「賞味期限」と「消費期限」を意識したことはありますか?
「え?食べ物じゃあるまいし」と思ったかもしれません。
ですが、実はnoteという「文章」にも「賞味期限」と「消費期限」があるんです!——どういうことでしょうか?
まずは「賞味期限」のお話から。
「コンテンツには“ウケる期限”がある」ということです。
例えば、『今年流行のファッション10選』という記事を投稿したとします。
今年はきっと多くの読者が読んでくれます。
でも「来年」になったらどうでしょう?
「去年はやったファッションなんて興味ないよ〜」と思われてしまうかもしれません、、、。
(食べ物ではない)「文章」にも、食べ物と同じく「旬」な時期がある、ということですね!
ちなみに、文章のアイディアのことを「ネタ」って言うこと、ありますよね?これ、実は面白い表現なんです。
お寿司(=料理)のことも「ネタ」って言いますよね!
「寿司ネタは鮮度が命!」とか。このことからも、note=「記事」と「料理」が結び付きます。
これが「賞味期限」の話です。では「消費期限」はどうでしょうか?
「消費期限」とは、「その記事の情報が意味をなす期限」のことです。
例えば、『今年の芥川賞を予想!』という記事を投稿したとします。
この記事の消費期限はいつでしょうか?
——そう!その通り!「今年の芥川賞が発表されるまで」です。
今年の芥川賞を「予想」しているのですから、発表されてしまった瞬間、その記事の情報を「使う」ことができなくなってしまいます。
もちろん、「お!この記事の予想、当たった/外れたな〜!」と、芥川章の発表後もその記事を楽しむことはできます。
その意味で、芥川賞が発表された後も「賞味期限」は切れない、と言えます。
しかし、「予想」という「役割・目的」はそうはいきません。
「まだ分かっていない」ときにしか「予想」をすることはできない(すでに分かっていることは「予想」と言わない)ので、芥川賞が発表されてしまった瞬間、その「予想」という「役割」は失われてしまうのです。この意味で、記事には「賞味期限」だけでなく「消費期限」もあると言えます。
では、この「賞味期限」と「消費期限」ですが、記事を書く上でどう意識するば良いのでしょうか?
——ズバリ「賞味期限は短く、消費期限は長く」するんです!
ピンとこないと思いますので、詳しくご説明します。
まず「賞味期限は短く」から。
これは言い換えると「今だけ!という限定感を出す」ということです。
「賞味期限○分のモンブラン」のような商品ってありますよね?あのイメージです。
常識的に考えると、賞味期限は長ければ長いほど良いように感じます。
ですが、「買ってから5分以内に食べてください!」のように、「あえて」賞味期限を短くすることで、「限定感」を演出することができるんです。
このように、その記事を楽しめる期間をあえて短くすることで、読者に「今読まなきゃ!」とアピールしてみましょう!
次に「消費期限は長く」の話です。
これは言い換えると「いつでもニーズがある内容にする」ということです。
例えば、「夏目漱石の小説考察」などは、今年でも・来年でも・(きっと)10年後でも、読者にとってニーズがあることでしょう。
また、「ストレス解消法」のような記事も、いつでもニーズがあると思います。
このように「普遍的」な内容で記事を書くことで、「オワコン(終わったコンテンツ)」になることを防ぐことができます。
せっかく書くなら、読者に楽しんで読んでもらいたいですよね!その意味でも、「賞味期限」と「消費期限」をコントロールして書くようにしてみましょう!
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