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「終わり」の後 2

見限ったから、

もう尊敬なんて、これっぽっちもしていないから、

だからしごく対等に付き合えるようになった。


それは少しだけ、以前よりも居心地がよかった。


さげすんですらいる。

嘘つきの気分屋だと。

もう傷つけないという言葉すら、すぐ覆されるのだろう。

期待の存在しない心――死んでるのと同じかも、しれない。

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