わが子も、悩みながら歳を重ねているんだなぁ😌
先日、下の子の最後の授業参観日でした。
(学級閉鎖になったので、上の子と別日になりました💦)
朝からソワソワ…。
「お母さん、今日来てくれるんだよね!私は○号車の前から□番目だよ!!」
と自席の場所をしっかりと私に確認して、元気に登校していきました。
(恥ずかしがり屋の上の子とは正反対です。😅)
参観の内容は、1年生が登校してから下校までにすることを劇にした学習発表会でした。🏫
・朝活動(マラソン・読書・学習)
・日直の仕事(朝の会〜帰りの会)
・授業
・休み時間
・係活動(クラスを楽しくする活動)
・そうじ
・給食
・下校
それぞれ8つのグループに分かれて、
ちょっと緊張した表情で始まった発表会。
グループのみんなで顔を見合わせて……
小さく、「せぇ〜の」
「これから〇〇の発表を始めます。
気をつけ。礼」
みんなで発表を成功させるんだ!
という気持ちが観ているこちらにも伝わってきました。
何度も練習しているだろうに、全集中して発表しているお友達を見ているみんな。
発表の入れ替わり時に、ちょっと伸びをしたりして緊張をほぐし、次の発表が始まるとすぐ聴く態勢になるみんな。
頭が真っ白になって、止まってしまった子に、そうっと次の言葉を伝える同じグループの子と、同じタイミングで教えている(もう覚えている(笑))他のグループの子たち。
集団で過ごすって、合わせないといけないから、大変なことも多いけれど、集団でないとできない学びって、沢山あります。
お家の方も、わが子の発表に合わせて蜜にならないように教室と廊下を出入りしていました。
ちょっと飽きてきてしまった子には、補助教員の方がそっとついていて。
(さり気なく関心を発表へ持っていって、無理強いしないところがよく、同業者として、つい見てしまいます。)
最後のグループの発表が終わって、少し時間が余ったので、発表会の感想発表。
「緊張したけれど、終わってスッキリしました。」🧒
「大人の人がいっぱいいて、ドキドキしたけど、最後までできて、よかったです。」👧
わが子もにっこり満足げ😁
参観日って、子どもも、先生にとってもちょっとした非日常。
最初は緊張しているけれど、始まっていくと、見えてくるクラスの文化。
あたたかくて、優しい、やる気のあるクラスに感謝です。
わが子が楽しくがんばれる訳です。
先生、お友だちみんな、ありがとうございます。😌
優しい拍手で参観も終わり、懇談会後の親子下校…。
自然と同じ方向・同じ下校班のお友達同士で話してしまう。😅
正しい下校の仕方を発表したのに、横に広がるわが子たち…。😅
歩道が広く、車が入れないようになっているのですが、一列になるよう、促しながらも、ちょっと多目にみてしまいました…。
(私も小学校の頃そうだったしなぁ…子供に、静かに一列に並んで帰るって強制するのは多少無理なところも承知です。。。とはいえ、安全第一💦)
また、いち保護者としてだと、他の知らないお母さんとの関係性にも気を遣います。💦
後ろから様子を見ていると、同じ幼稚園の子たちの思い出話になると入っていけないよう。(わが子の保育園は少数派です。。)
その話題が終わると、わが子も上手いタイミングで話題を振って仲間入り。
これぞ、女子だぁ〜。
1年生でも女子のコミュ力必須😅
わが子も強いけど、同じ下校班の子たちも強い(笑)
みんな強くて我慢し過ぎないのが逆によい。
(経験上、クラスでどんな立ち位置か、わかります😅)
話の内容も、今日の発表のことから、先生のこと、あつ森などのゲーム、お気に入りの服のことなど、大人顔負けの口調でしゃべっているではないですか。。。
わが子たちの新たな一面を下校時に見せてもらいました。
帰宅して、わが子の発表を褒めたり、感想を聞いたりした後、
「下校班のお友達と、お母さんたちそっちのけで、楽しく話していたね。😁仲良く帰れるようになったね。😌」という話に。
(以前ちょっと下校トラブルがありました。😅)
「そうだよ〜。みんなおしゃべり大好きだから、聞くのも話すのも楽しいよ。😄
ただね、私が仲のいい子たち、同じ幼稚園だから、その幼稚園の話になると、私は全くわからなくて。
その話が終わればいいんだけど、長すぎてちょっと悲しくなった時に、
『ねぇ、そのお話、わからないからちょっとだけパッタンして閉じてもらってもいいかな?』
って優しく聞いてみたの。
そしたら、『まだこのお話、楽しく続けたいから、話しているのをまだ止めないでほしいな。』って言われちゃったから、そういう時はやっぱり待つことにしたの。
同じ下校班の他の子とも話すけど、やっぱり仲のいい子たちと話すと楽しいんだ〜。
それ以外は全く困ったことないし、段々幼稚園の話も減って最近の話が多くなってきたよ。」😊
とのこと。
家では思ったことをすぐ言うし、上の子より言葉が強い下の子。
友達とのやりとりの中で、相手の様子を見て、言葉を選び、関係性を築こうとしている。
小学校という、小さな社会の中で。。。
子どもにとっては、その小さな社会の存在は大きい。
同じ年齢の集団で過ごすことって、大人になるとほとんどない。
それがよかったり、大変だったりもするけれど、今は、親としても教師としても、全力で支えていってあげたい。
社会で自立していくのは子ども自身だから。
損得勘定で動くのではなく、自身の理想…自身のあるべき姿を、社会の中で倫理観を持って自己実現できるようになっていってほしい。
それは私も同じだなぁ。。。
こうであって欲しい自分と、こうであって欲しい社会。
損得や優劣は「有用性」という視点に立つと比べられてしまうけれど、あるべき人間と社会のあり方が、倫理観を持ったものであるように、教育に携わるものとして、心がけていきたい。
家でのわが子(家では内弁慶⚔)と全く違う一面が見え、色々悩んだり、考えたりしながら、7歳分の、歳を重ねているんだな…。
と感じた1年生最後の参観日でした。😌🌸