秋バラは春バラよりおとなしく、色濃い
2週間前に、秋バラを撮りに行ったあと、まさかの発熱でダウン。
撮影からしばらく経ってしまったが、いい感じに撮れたものもあったので、今更ながら投稿することにした。
場所は、久々の神代植物公園で、SIGMA fpのカラーモードを試すのが裏テーマである。
カラーモードは、フォレストグリーン縛り。
新宿駅からスタートして三鷹駅へ
ちなみに、このとき隣に乗っていた年配の女性が、死ぬほど咳をしていたので、この方から移ったのだと思う。
今年は、マスクなしで生活しようと思っていたものの、もうあんな高熱を出したくはないので、マスク着用で生活しようと心に決めた。
深大寺に到着
バスに乗って、20分ほどで到着。
この日は、七五三なのか何なのか、人がとにかく多かった。
この辺りは、東京ではあるが道幅も広く自然が多い。
そういえば、いつも疑問だったが、なぜ深大寺と神代植物公園は読み方が同じなのに漢字が違うのだろうか。
調べてみると、この辺りはいくつかの町村で形成されていた地域らしい。
1889年(明治22年)4月1日 町村制の施行に伴い、8つの村が合併したそうだ。
そのとき、合併された村のひとつである深大寺村以外の村から、深大という漢字を使うことに対して反対があったようで、「神代」となったそうだ。
現在では、神代村はなくなったものの、名称としては残っているようである。
秋バラは少し控えめ?
さて、神代植物公園に入園して、早速バラ園へ向かう。
太陽は、出たり隠れたりと、少し天気に不安定さが出てきた。
秋バラは、どこか落ち着いた雰囲気で、太陽がなくても逆に雰囲気が出て撮りやすいような気がした。
秋バラと春バラは、どうやら気候や環境の違いで、花の大きさや色味、花数に違いがあるようだ。
私が感じたように、秋バラは色濃いものが多いらしく、春バラに比べて控えめな咲き方をするらしい。
個人的には、華やかな春バラも、落ち着いた秋バラも、どちらも好きなのだが、一貫して真っ赤なバラが好きなことには変わりなく、どうしても赤いバラを探してしまう。
それもとびきり色が濃い、少し黒っぽいものが好きなのだ。
太陽に透ける
今回はいつもと違った撮り方をしてみようと、一人バラの真下にカメラを構えた。
なかなかの怪しげな体勢であったと思う。
自分が好きな真っ赤なバラ
色々と撮っていたが、やはり自分が好きな色のバラを探してしまった。
ざっと見た感じ、赤は多かったが、オレンジやピンク寄りの明るめな色が多かった。
そして一周した頃に、ようやく理想的な色味を見つけたのがこれである。
地面近くに力強く
上に上にと咲いているキレイなバラもいいが、つい地面スレスレで咲いているものも注目してしまう。
今回のお供カメラはfpのため、バリアングルもチルトもない。
撮っているときは、透けている花びらを撮っているとき同様、我ながらかなり怪しい体勢だったと思う。
下手すれば、盗撮と間違えられそうだが、そこはなんとか回避。
ようやく、熱が下がったので、今週末は軽く散歩をしに行こうと思う。
そろそろ秋バラも終わりだと思うので、この時に見にいけてよかった。
フォレストグリーンは少し鮮やかめ
フォレストグリーンのカラーモードは、やはりその名の通り、緑が多い風景に合うと思う。
少し鮮やかめで色濃い描写な気がするが、そこまで癖が強くないので、使う場面は選ばないのかもしれないと思った。
ただ、これは私が普段PENTAXユーザーだからかもしれない。
少し緑が強く出るこの設定は、若干のPENTAX味を感じたのだ。
次は、fpらしさ全開のティールアンドオレンジなどを使ってみたいなと思う。
確かあのモードで撮ると、一気に緑が枯れると噂だ。
なかなか、fpに慣れないが、楽しみながら使っていきたい。
📷Sigma fp