どうしたら相談をして信頼を失うか？
バツイチ子持ち京大卒元メガバンカーで現在プログラミングスクールに通っている総一郎（人生2周目）です。
昨日は「なんで報連相してくれなかったの？」と相手を責めるのではなくて「報連相しやすい自分」「報連相したいと思わせられる自分」になる努力をした方が良いよねという話をした。
一方で、報連相をする側にも気をつけるべきことが有る。
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▼どうしたら相談をして信頼を失うか？
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分かりやすくするために、
Aさん ＝＝報告・連絡・相談＝＝＞ Bさん
とする。
昨日の記事では、報連相をしなかったAさんを責めるのではなく、
Bさんが報連相をもらえないのは、Aさんに「報連相したい」と思わせられなかったBさん自身のせい。
…と考えた方がBさんにとっては建設的なんじゃなか？という話をした。
だが、この報連相が無かったという事実でBさんが寂しい思いをしたのもまた事実。
Aさんからすれば、報連相をしなかったばっかりにBさんに無用に寂しい思いをさせてしまったわけだ。
いかなる場合においても報連相はマメな方が良い。
相談をするというのは、相談を受けた側のBさんからすると「自分はAさんに頼りにされているのだ」と感じることができ自己重要感も上がる。
それに伴ってBさんのAさんに対する印象も良くなる。
本来、相談をするとAさんとBさんの信頼関係は深まるものだ。
では、どうしたら相談をして信頼を失うか？
①相談でもらったアドバイス通りにしないこと
②その相談事の結果を報告しないこと
①相談でもらったアドバイス通りにしないこと
もちろん、シンプルにBさんのアドバイスが全く的外れという可能性もある。
ただ、少なくとも意見を仰ごうとAさんが思った相手なのだからその可能性は低い。
的外れではないにしろ、Aさんにとって受け入れ難いアドバイスの可能性もある。
ただ、アドバイスというものは得てして受け入れ難いものだ。
その受け入れ難いアドバイス通りにできていなかったことがそもそも相談事を生んでいた可能性もあるのだから。
西野亮廣さんも同じことを端的に言っているショート動画を見つけたのでこちらもサクッと見てみてほしい
いずれにしても、Bさんのアドバイス通りにしないということは、
Bさんの時間をもらうだけもらい、意見を聞くだけ聞いておしまいという、TAKER（テイカー）の行為だ。
Bさんの時間やアドバイスというGIVEに対してお返しできるものというのは、そのアドバイスが正しかったかどうか？という検証結果だ。
Bさんは自分の立てた仮説の検証結果が得られないのであれば時間もアドバイスもしただけ無駄になってしまう。
だから、Bさんにアドバイスを求めたのであれば、どんなに受け入れ難くてもBさんの言う通りにやってみる。
本当にどうしても受け入れ難くてできないなら、Bさんに「〇〇という理由でどうしてもできない」とか「〇〇という理由で△△にした」と報告する。
②その相談事の結果を報告しないこと
①で触れてしまったが、Bさんはとにかく結果報告を求めている。
#経過報告もあればなおよしだが
Bさんからしたらぶっちゃけどうでも良いAさんの相談事に時間を割き、
頭を悩ませてアドバイスをし、
にも関わらず、そのアドバイスが正しかったかどうかの検証結果さえ聞くことができないのであれば最悪だ。
アドバイス通りにしたにせよ、しなかったにせよ、結果を報告するというのは時間とアドバイスをもらったお返しの意味で絶対にした方が良い。
昨日の記事の通り、もちろんこの報告をもらえないのはBさんが "その程度の人" だったといえばそれまでだが、
もしその程度の関係値なのにも関わらずアドバイスだけ貰おうというのは、それはそれで虫の良い話だ。
ここまでお読みになり、①と②がなぜ信頼を失うかお気づきかもしれない。
どちらも相手の時間と思考力や経験だけを貰おうというTAKER（テイカー）になってしまっているからだ。
僕がBさんの立場になることも度々あるが、やはり①や②を経験すると寂しい気持ちになる。
一夜限りの関係を持ってしまった女性が「結局カラダ目当てだったのね」と寂しい気持ちになるのと似ているかもしれない。
「結局僕の知識や経験が欲しいだけだったのね」と。
昨日の記事で書いた通り、それは僕の力不足なのだが…
PS（追伸）
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