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神は細部に宿るのだろう

京大卒元メガバンカーの総一郎です。


先日初めてパーソナルトレーニングに行ってから、パーソナルトレーニングの魅力にハマっている。
#参考記事はこちら
『初めての○○』

それはなにも「パーソナル」という言葉が流行っているからではない。

「やべー。パーソナルで腕追い込みすぎたー。腕上がんないわー。」

とか言ってみたかったからでもない。

シンプルに理想の体型への近道だと感じたし、筋肉痛という痛みを伴うことで自分が前進している実感を得られるからだ。

今日はパーソナルに通い始めてたった3回目だが、その中で気づいたことが有るのでご紹介したいと思う。


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▼神は細部に宿るのだろう
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YouTubeで筋トレ動画を見ていてもやはり同じことを言っているのだが、筋トレをする時というのは「どこの筋肉を使っているか?」を意識することが大事だと言われる。

それもそのはず。

理想の体型と現在の体型のギャップを考えれば、「どこの筋肉がどれくらい足りないのか?」という答えが出る。

それが分かれば、鍛えなければいけない筋肉は特定されるはずだ。

そしてその特定の筋肉以外を鍛えるのはただの遠回りだと言っても良い。

(筋トレの目的がリフレッシュだったり、体型以外のところに有る場合はその限りではないが)

そうなってくると、トレーニング中に「特定の筋肉に効いているかどうか?」は最重要ポイントだ。

「どこに効いているか?」を意識して、お目当ての筋肉に効いていないのであれば何かがおかしいし、そのままトレーニングを続けても意味が無い。

パーソナルトレーナーは、その ”お目当ての筋肉" に効くトレーニングを選んでくれ、適切な姿勢や適切な動きを教えてくれ、適切な負荷をかけてくれる。

その上で、「お目当ての筋肉に効かせれているか?」「他の筋肉を無駄に使ってしまっていないか?」を意識できているか出来ていないかできっと大きな差が出るのだ。

と思う。

僕は初心者なので器具への座り姿勢、足の開き方、膝の角度、バーを握る位置や肘の角度、手首の返し具合、背中の反り具合等を事細かに教えてもらい、トレーナーを真似ようとする。

が、一緒に集団で受けている知人は、悪い意味で慣れてきてしまっているのか、最初の座り姿勢から何から毎回バラバラで、全身のあらゆる筋肉を総動員して身を捩りながらバーを持ち上げている。

これではきっと「特定の筋肉」へは効いていないはずだ。

「理想の体型」へ近づくための「バーを持ち上げる」という手段がすっかり目的化してしまっているのだ。

「特定の筋肉」だけでは持ち上がらないのであれば重りを軽くするなりしてでも「特定の筋肉」だけに効くようにしなければ意味が無い。

わずか3回しか通っていないのに偉そうなことを語って恐縮だが、こういう細かな意識の積み重ねが大きな成果の差を生むのだと思う。

これは筋トレ以外でも同じだ。

筋トレに向かう姿勢を見ただけで、その人はきっと筋トレ以外の場面でも我流に走ったり手段を目的化させたりしてしまっているのだろうなぁと想像してしまう。

神は細部に宿るのだ。

そして、TTP(徹底的にパクる)は筋トレにおいてもきっと重要なのだ。

そんなことを、「バーを持ち上げる」という手段が目的化し、しっかりと肩を壊してしまった僕が思いましたとさ。

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