話題のインド映画『RRR』を観た感想
バツイチ子持ち京大卒元メガバンカーで最近プログラミングスクールを卒業し物販ビジネスと就職活動をしている総一郎です。
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▼話題のインド映画『RRR』を観た感想
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普段ニュースも新聞も見ない僕の耳にもどこからともなくインド映画『RRR』が面白いという声が届いていた。
こんな情報が遮断されている僕の元に届くということはさぞかし面白いのだろうと期待してしまう。
なのでいつか見たい見たいと思っていたので、今日早起きして観てきたのでその感想を。
結論としては、”フツーに面白かった”。
あと、3時間もあるので尿意との闘いでもあった。
一言でどんな映画かというと、
「はちゃめちゃとんでもアクションSFインド映画」だ。
別の表現をすると、「現代版・インド版『走れメロス』」だ。
インド映画というと大人数で突然フラッシュモブのように踊り出すようなイメージだが、本作についてはそんなことはなかった。
インド映画らしいダンスシーンや歌もありながら、それはミュージカルのようにセリフを歌っちゃっているわけではなく、ちゃんと歌を歌として歌い、ダンスをダンスとして踊っていた。
なので、ミュージカル映画に馴染みの浅い僕でも違和感なく見ることができた。
以下に、本当にざっくりとストーリーを説明する。
ネタバレを避けたい方はここでブラウザバックして欲しい。
#ネタバレ
主人公は二人。ラーマとビーム。
ビームはインドのとある部族の人間で、植民地としてインドを支配している英国軍のトップに妹を連れ去られてしまう。
その妹を取り戻すべく都会に出てきて、身分を偽り潜伏。
「その部族は仲間を取り戻すためなら地の果てまで追いかける仲間意識の強い部族だから気をつけろ」という忠告を受けた英国軍トップは、昇進を褒美とし、その名前も特徴も分からない追っ手(ビーム)を捕まえるよう指名手配。
ラーマはインド人でありながら英国軍に所属し、圧倒的な戦闘力を武器に昇進を志すも、人種差別なのかなかなか評価されず昇進が叶わない。
そんな中、昇進のチャンスだとばかりに指名手配犯(ラーマ)を追うことになる。
そんな立場上敵同士のビームとラーマだが、ひょんなことからお互いの肩書きを知らずに出会い「兄弟」と呼び合うほどの親友となる。
妹を取り戻すべく軍本部にテロを仕掛けるビームと、
指名手配犯こそが親友だと気づき心を鬼にして捕まえるラーマ。
軍トップの命令で大衆の面前で鞭打ちなどの拷問をビームに与えるラーマ。
実はラーマも幼少期に英国軍に村を襲撃され家族を失った経験を持っており、軍での昇進は解放戦争に備えるべく村に武器を横流しするために仕方がなくやっていたもの。
そんな大義があるにはあるが、そのために親友を裏切って良いものかと葛藤があり、ついにラーマは軍を裏切り親友ビームを逃すことを心に決める。
身体を張りビームを逃し、今度は自分が処刑されることになるラーマ。
ビームは逃走中に、ラーマが実は大義のために闘っていたが、最終的には大義を捨てて自分を救ってくれたのだと知る。
そんなラーマを見殺しにするわけにはいかないビームは単身英国軍に乗り込みビームを脱獄させ、最後には二人で英国軍をも壊滅。
妹を連れ帰ることにも、武器を村に持ち帰ることにも成功させ、
お互いの恋人とも結ばれるというハッピーエンドだ。
文章だけ読むとなんのこっちゃよくわからないだろう。
そうなのだ。
よく考えてはいけない。
「銃を持った軍隊に生身の人間二人が槍と弓矢で勝てるはずがない」とかツッコミを入れていたらこの映画を楽しめなくなる。
「はちゃめちゃとんでもアクションSFインド映画」なのだから。
アクションがダイナミックだし、戦闘力が高すぎる二人が分かりやすい悪(植民地支配をし、人種差別意識の激しい白人の英国軍)をボコボコにするのはなんとも胸がスッキリする。
インドと英国
褐色人と白人
善と悪
植民地支配、奴隷
ビーム(水)とラーマ(火)
水と火(wateRとfiReのRが「RRR」のうちの二つのR)
そういう、シンプルで分かりやすい二項対立が大衆ウケするのだと思う。
僕はどんでん返しとか、奥ゆかしいトリッキーな表現とかが好きなので、こういうシンプルにアクションシーンの勢いとか音響とかが全面に出ている作品では物足りなさを感じてしまう方だ。
だが、話題作だし、3時間退屈させられることも無かったので、ご興味のある方は一度ご覧になられても良いと思う。
PS(追伸)
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