石見家にご注意を! ④/全6話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・129作目】
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○ マンション・エントランス
主人公 子どもを幼稚園に送り届け、家に戻ってくる。
主 さてと・・・ 家に戻ったら洗濯と掃除・・・
あ、風呂掃除も時間あったらやろっと・・・
主人公 石見の横を通り過ぎるも、彼女が気になり、一度立ち止まり振り返る。
主人公目線の映像。
石見 2Lペットボトルが何本も入ったレジ袋2つを両手で持ちながら、エレベーターホールを目指す。かなり重そう。
主人公の表情カット 石見を手伝おうか、暗黙の了解を守るか悩んでいる。
主 ・・・よし。
○ マンション・石見が住む階(4階)
エレベーターの扉カット。4階に着き、扉が開く。
エレベーターからレジ袋を持った主人公と石見が降りてくる。
主 えっと・・・ 石見さんの部屋は・・・
石 404です!
主 あ、ここですね。部屋の前でいいんですか?
よければ家の中まで入れますけど・・・
石 いえ。置いたままで結構です!
主 わかりました~
石 あの! 運んでいただき、ありがとうございました! 助かりました!
石見 主人公に頭を下げる。
主 いえいえ! 困ったときはお互いさまですから!
何か困ったことがあれば私に言って下さい! では!
石 はい! これからよろしくお願いします!
主人公 今までの自分を反省しているのか、かなり複雑な表情。
主 (心の声)
めちゃくちゃ普通の人だった・・・
そんな人に私はなんてことを・・・・・・
主人公 エレベーターに乗り込み、表情を変えず、自室の階(2階)まで降りていく。
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