9.変化と向き合う ― 『変わりたい気持ち』と『変化への恐れ』を乗り越える
こんにちは、ゆう。です🌿
「変化って怖い」と感じること、
ありませんか？
変化には不安や抵抗がつきものです。
たとえ「変わりたい」と思っていても、
無意識のうちに
元に戻ろうとしてしまうことがあります。
この記事では、
私自身の経験を通じて感じた
変化と向き合うことについて
シェアします。
読んだ後、
少しでもほっと
心が軽くなれば嬉しいです。
変化がもたらす揺れ動く気持ち
新しいことに挑戦したり、
変化を迎えたとき、
最初はワクワクしたり、
楽しみな気持ちになることも
ありますよね。
でも、少し時間が経つと、
「思ったよりも大変かも」
「前のほうが良かったかな」
と感じることがあるかもしれません。
そんなとき、
心の中で「元の状態に戻りたいな」
と思う瞬間が、ふと訪れることも。
こうした気持ちは自然なことで、
これを「揺り戻し」と呼びます。
変化と揺り戻しに気づく
揺り戻しとは、変化を望みながらも、
気づかないうちに
「元の状態に戻りたい」と感じる
心の動きのことをいいます。
これは、
心が安定を求める自然な働きであり、
ホメオスタシスと深く関係しています。
たとえば、
新しい習慣を始めてみたけれど、
少し経つと
「やっぱり続けるのが難しいな」
と感じたり。
新しい環境に挑戦したけれど、
「前のほうが楽だったな」と思ったり。
こうした気持ちは、
変化に伴う不安や負担から
逃れたいという心の反応です。
でも、この揺り戻しは
「自然なこと」だと受け止めるだけで、
不安が少し軽くなり、
変化を受け入れるきっかけに
なることもあります。
心の反応と向き合う
変化の中では、
「進みたい」という気持ちと、
「このままでいたい」という気持ちが
交錯することがあります。
どちらも、自然な感情です。
どちらも、大切にしていいもの。
もし、「変化が怖い」と感じたら。
その気持ちを否定せずに、
そっと耳を傾けてみてください。
たとえば、こんなふうに
問いかけるのもいいかもしれません。
「どうして、前に進むのが少し怖いんだろう？」
「この気持ちの奥には、どんな願いや想いがあるんだろう？」
恐れの裏側には、
「安心したい」
「失敗を避けたい」
そんな、大切な想いが
隠れていることがあります。
それに気づけると、
恐れはただの障害ではなく、
「次の一歩を見つけるためのサイン」
に変わっていきます。
変化への抵抗を乗り越えるために
変化に直面するとき、心の中に
「これ以上進むのは難しいかも」
「元に戻ったほうが安心かも」
という気持ちが
湧き上がることがあります。
この抵抗は、
決して悪いものではなく、
それは
「少し立ち止まって、
自分を見つめてほしい」
という心からのメッセージ
かもしれません。
そんなときは、
次のような問いかけを
自分に投げかけてみます。
「この抵抗は、私にどんなことを
気づかせようとしているんだろう？」
「もう一度前に進むとしたら、
どんな小さな一歩から
始められるかな？」
「変化の先には、
どんな素敵な可能性が
待っているんだろう？」
こうした問いかけを繰り返すことで、
変化への抵抗は「悪いもの」ではなく、
自分の本当の思いを探る
きっかけとなります。
そして、それが
「次の一歩を見つけるヒント」へと
つながっていきます。
まとめ
変化の中で揺れ動く気持ちや
「元に戻りたい」
という反発を感じるのは、
自然な心の反応です。
それは、自分の心が
「安定したい」
と願っているサインでもあります。
その気持ちを否定するのではなく、
「どうしてそう感じるのだろう」
と自分に問いかけながら
向き合うことで、
少しずつ心が軽くなります。
問いかけが、
新しい視点や、
次の行動のきっかけに
なることもあります。
変化に不安を感じたときは、
無理に大きく動こうとせず、
小さな一歩を大切にしてみてください。
その積み重ねが、
未来を少しずつ形作っていきます。
今日の問いかけ
💡 今日のテーマ：変化と向き合う
変化は新しいチャンスをもたらすこともあれば、不安や戸惑いを感じることもあります。あなたが最近感じた変化には、どんな意味があるのでしょうか？
１．最近、変化を感じた中で、「変化する前の方が良かったかも」と思ったことはありましたか？
→ どんな変化がありましたか？ それに対して、どんな気持ちが湧きましたか？
２．その感情を受け止めたとき、どんな気づきが得られそうですか？
→ 変化への不安の奥に、「本当はこうしたかった」「こんな価値観がある」といった気付きがあるかもしれません。
３．変化の先にある可能性を見つける為にどんな行動を取れそうですか？
→ 変化を前向きに捉えるとしたら？ 小さな一歩としてできることを考えてみましょう。