途上国アートの『メタバース』ミュージアム
COMONYバーチャルミュージアム
WhiteCanvas2020のカンボジア・タイ・スリランカの全てのノミネート作品が、VRチャットプラットフォームCOMONY内のバーチャル美術館に展示されている。
2021年は、その3カ国に加えてラオスやブータン、イランの作品なども展示予定だ。
去年はまだ『VR』だとか『バーチャル』だと言われていた技術は、今年に入って『メタバース』と名前を変えて急激に広がりつつある。
去年は驚いてくれていた『バーチャル美術館』も、すっかり当たり前のものになってしまった。
少し残念、、、と思いつつ、逆にいえば『途上国アート』を知ってもらう、大きなチャンスかもしれない!
FacebookがMETAと、社名を変えて話題になった『メタバース』。
ここ数日だけでも、色々な大手企業がメタバース参入のニュースが聞こえてくる。
どうやら今後は、有象無象に『メタバース』が生まれてきそうだ。
『ゲーム』 = 『メタバース』!?
とはいえ、今までは『メタバース』とは呼ばれていなくとも、実は十分に『メタバース』に値するサービスは多数存在する。
古くはセカンドライフ。
そして、任天堂の『どうぶつの森』やスクエアエニックスの『ファイナルファンタジー14』。『マインクラフト』や『フォートナイト』『荒野行動』など、すでに人気を獲得しているゲームは立派な『メタバース』だ。
どうせバーチャル美術館を作るならば、この中にWhiteCanvas美術館を作りたい!!
そうすれば、もっと途上国アートを世界の人に知ってもらえるかもしれないのだ。
とはいえ、私は全くゲームをしない。。。それどころか、ソーシャルコンパスのメンバーも誰一人ゲームをする人はいない。
カフェに行くと、カンボジアの若者が集まってゲームをしている風景はよく見るが、周りの知り合いに全くゲームをする人はいないのだ。
Epic gameのアカウントを作って、何度かフォートナイトを覗いたことはあるが、なんだかゲーム酔いをして数分やっただけだ。
ニンテンドースイッチを購入しようかと思ったが、昔Wii Uを買って二回くらいしか使わずどこかへやってしまったことを思い出す。
もう、現在のゲーム文化についていけていない。。。
メタバースSNS『ZEPET』のマップを作ろう!?
とはいえ、気になる『メタバース』アプリがある。
ZEPETOだ。
ソフトバンクが170億円も出資した『メタバース』系ソーシャルメディア。
TikTokとInstagram、そしてオンラインゲームが混ざったようなスマホ向けアプリだ。
インターンのゆうかさんに聞いたところ、日本の若者的にはもうZEPETOブームは過ぎ去った感じらしい。。。
しかし、久しぶりにちゃんと調べてみると、パソコン版にZEPETO STUDIOという空間を制作する仕組みを見つける。
軽く弄ってみたところ、作品を展示することができた。
気軽で手軽。
COMONYに続いて、『メタバース』内でのバーチャル美術館の二号店をZEPETO内に作れないか試みてみようと思う。
WhiteCanvasゴールドを受賞したMorn Chear氏のように、『途上国アート』とはいえ世界に知ってもらいたいアーティストがたくさんいる。
『メタバース』ならば国境に関係なく、世界中に人々に彼らの作品を見てもらえるかもしれないのだ。
全然、お金にならないかもしれないがプロジェクトかもしれないが(笑)、オモシロいので色々と試行錯誤してみようと思う。