うつからの復職 ⑤日目
復職して、5日目。昨日は、久しぶりにリワークに寄り、知った顔の人と話す事で、だいぶ安心できた。慣れない環境は、自分をまだ出せないので、自分が出せる場所があって本当に良かった。自分の病気や特性に共感してくれて、同じ目標に向かいつつ不安や心配事を話せる人がいるって、本当に心の支えになる。(・ω・`)ありがたい。
例えてみると、
足のつかない孤独な海で、泳ぎ疲れた自分のそばに小舟が通るイメージだ。泳ぎをやめ一旦小舟に乗り、仲間と話せるのだ。
行政に頼み込み、復職後もリワークに通えるようにしておいて、本当に良かった…!グッジョブ!自分!笑笑
(*´ω`*)
いきなりフルタイムで、復職しなければならない人も多いと思う。再就職する方も、当然フルタイムスタートだ。
しかし、会社や行政が許すのであれば、出来るだけ少しずつ体を慣れさせるのが良いのかなと思う。時間も環境も。
私は今午前は仕事、午後は体力があればリワークに行き、プログラムや自習をしている。それが私には、とても精神的に良いのだ。リワークに行くと、緊張していた体が一気にほぐれる。
○
私は幼い頃から、
*自分の体調を伝える事
*自分の希望を伝える事
*自分を知ってもらう事
が苦手らしい。
もともとの性格なのか、家庭環境なのか、よく分からないけれど。。。でも、リワークでアサーションを学ぶうちに、伝えて良いんだ…と思えるようになったのだ。
復帰後、職場で少しずつ実践をする。
上司に、週に一回決まった曜日の決まった時間に面談して欲しいとお願いした。
そして、面談時に
他覚症状、身体状態、精神状態、対処法をレベル別に示した一覧表を渡した。
○
こういうのって、、、
渡すと引かれるかなぁ…渡して良いものなんだろうか…信じられる相手なのだろうか……と、迷ったので主治医やリワーク卒業生の友人達にも相談し、渡す事にしたのだった。(でも渡す時は、引かれないかドキドキだったんよ笑)
その理由は、、
「うつを甘く見ないこと。」
特に私の場合、つらくても笑顔で平気なふりをしてしまう癖がある。(接客業あるある)そして、どんどん心はつらくなっていき、ボロボロに傷ついてしまうのだ。(自己憐憫モード)
もし自分が自分の状態に気付いてないと危ない。どんどん沼に入ってしまう。でも、周囲に他覚症状を知ってもらって、早めに手を打てば、軽傷のうちに回復出来る。
生きたい。
うつになり、周りに協力を求める事は、弱い事じゃなくて強い事なんだなぁと思えるようになった。
もちろん、、自己開示していくのはとても勇気のいる事だけど、、自分が今生きてるのは、いろんな人のお陰で生きている。
違う世界に行きたい。と思う気持ちが、体を休め、人と交流する事によって、生きていても良いのかもしれない。もう少しだけ生きたい。そんな自分が生きているのは、奇跡だ。それならいっそ好きな事をしよう……!自分のために生きよう!
そう思えるようになってきたのだ。
○
そして、上司には明日からの午後勤務には体調がまだ耐えられない事を伝え、午前勤務の継続を希望した。
上司は、笑顔で受け入れてくれた。(^-^)
以前の私だったら、多少きつくても無理して頑張ってしまう。相手の都合など色々考えてしまうからだ。でも、これで無理して長期休みになってしまっては、元も子もないのだ。
自分は、この体の最高経営者
であり、
大切なのは
無理なく継続して働ける事
なのだと思う。
ダメ元でも希望が伝えられるようになって、良かった。これってとても楽だ〜。
受け入れてくれた上司に感謝。。
ほっと胸を撫で下ろした…そんな日だった。
読んでいただき、ありがとうございます^_^
つづく