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介護のこと

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パーキンソン病を発症した80代の母を介護施設にいれるまでの記録
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#特養

次の面会は昔の写真を持って行こう

次の面会は昔の写真を持って行こう

母の入所している特養だが、自由面会となり面会の予約をしなくて良くなった。

午前午後の面会時間内ならいつ行っても良いのだ。さらに今までは面会の用紙に名前や体温などを記入したのち
受付で面会に来た旨を伝える必要があったがそれもしなくて良くなり、面会BOXにポイっと入れて母の部屋まで直接訪問できる。

一回に部屋に入れるのは3人まで。それ以上の場合は交代で面会してくださいとのこと。

随分と自由になっ

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私はありがたいと思っている。特養という場所。

私はありがたいと思っている。特養という場所。

どのSNSで見たか忘れてしまったが特養にやっとの思いで親を入所させた家族から退去の依頼があったというのを見た。

「特養にいたら寝たきりになってしまう」という情報をどこかで仕入れたらしい。だから退去させるだと?
なんかモヤモヤしたので書く。

特養は介護が必要な方が日常生活を送る終の棲家だ。

そもそも。
特養に入れるには条件がある。
要介護3以上。
これはまぁまぁハードルが高い。ほぼ下の世話を誰

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介護のはじまり⑨特別養護老人ホームというところ

介護のはじまり⑨特別養護老人ホームというところ

特別養護老人ホーム。略して特養。
母が入所したのは特養と呼ばれる施設です。

特養とは?

そう。特養は積極的なリハビリは行わない。あくまで介護で日常生活を営む場である。レクリエーションも無い。リビングには常にテレビが点けてあるのでテレビは見れるし、自分の室内にテレビやラジオ、操作が可能なら携帯電話も許されている。

お風呂は週2回。最初の説明を受けたときは「週にたったの2回?」と驚いたが、週2回

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介護のはじまり⑧レスパイト入院の退院から施設へ

介護のはじまり⑧レスパイト入院の退院から施設へ

レスパイト入院で母を病院に入院させた。「栄養不足とリハビリ」ということで母には話した。

レスパイト入院→介護者を休ませるための制度。1回につき最大60日まで。母の入院先は退院後3ヶ月空けたら再度利用可能とのことだった。1度入院手続きしているため、再度入院するときは手続きがラクだそうだ。

そうか、辛ければまた預かってくれるんだ。少しだけ希望が持てた。預かってくれる病院があるのだ。

父も私も母の

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