中島史朗

世のため人のためになる埋もれた商品を世に出す、商品出世PRプロデューサー®

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最近の記事

『生き方』稲盛和夫(サンマーク出版)を読む

 ブックライター塾でご縁をいただいた編集者が作られた本を読み終えました。 アマゾンの書籍紹介文 2004年の刊行以来、150万部を突破した不朽の〝ロング・ミリオンセラー〟! 世界16カ国で翻訳、中国でも500万部を突破! 二つの世界的大企業――京セラとKDDIを創業し、JALの経営再建を成し遂げた当代随一の経営者である著者が、その成功の礎となった実践哲学をあますところなく語りつくした人生論の〝決定版〟 大きな夢をかなえるために、たしかな人生を歩むために、もっとも大切なことと

    • 私はただ、「生きてる~!」って叫びたいだけだったんで』大鈴佳花(サンマーク出版)を読む

      タイトルに惹かれ、衝動買いした本を読み終えました。 アマゾンの書籍紹介文 月間ブログアクセス56万! 大人気ブロガーによる「生きてる実感」が手に入る、実用エンタメ小説。 寝たきりになった主人公が ベッドの上で見つけた半径0メートルの幸福論とは? 「生き方を変えるのに、一歩も必要ないから! 」 これは、お金も、仕事も、恋愛だって それなりにうまくいっていたのに、 どこか虚しさを抱えながら生きていた主人公が、 「生きてる〜! 」と、 心の底から叫べるようになるまでの物語です

      • 『千年、働いてきました』野村進(新潮文庫)を読む

         ブックライター塾で苦楽を共にした大野貴史さんお薦めの本を読み終えました。 アマゾンの書籍紹介文 潰れない会社には哲学がある。 全国の老舗製造業を訪ね、持続の秘密と企業哲学を探る傑作。 携帯電話に詰め込まれた老舗の技術を知っていますか? 折り曲げ部分には創業三百年の京都の金属箔粉屋の、 マナーモードは日本橋の元両替商の、 心臓部の人工水晶は明治創業の企業の技術が関わっています。 時代の波をのりこえ、老舗はなぜ生き残れたのか。 本分を守りつつ挑戦する精神、社会貢献の意志、「

        • 『差別と権力』魚住昭(講談社文庫)を読む

           ブックライター塾で苦楽を共にした大野貴史さんに、強くお薦めいただいた本を読み終えました。 アマゾンの書籍紹介文 権謀術数を駆使する老獪な政治家として畏怖された男、野中広務。だが、政敵を容赦なく叩き潰す冷酷さの反面、彼には弱者への限りなく優しいまなざしがあった。出自による不当な差別と闘いつづけ、頂点を目前に挫折した軌跡をたどる講談社ノンフィクション賞受賞作。  本書で心に突き刺さった箇所は数多いですが、中でもトップクラスのエピソードといえば次の3つになります。 ① 「野

          『天路の旅人』沢木耕太郎(新潮社)を読む

          私が目標とするノンフィクション作家、沢木耕太郎さんの最新刊です。  今年2月に購入していましたが、業務多忙で読む暇がないまま、3月からブックライター塾が始まってしまい、5月下旬に終了したものの、これまた卒塾のご褒美に取っておいた村上春樹さんの「街とその不確かな壁」に取り掛かってしまい、他に読むべき本も多かったため、ようやく今日、読み終えました。 アマゾンの書籍紹介文 第二次大戦末期、敵国の中国大陸の奥深くまで「密偵」として潜入した若者・西川一三。 敗戦後もラマ僧に扮したま

          『天路の旅人』沢木耕太郎(新潮社)を読む

          『成しとげる力』永守重信(サンマーク出版)を読む

          ブックライター塾でご縁をいただいた編集者がつくられた本を読み終えました。 アマゾンの書籍紹介文 最高の自分をつかめ! 悔いなき人生を歩め! およそ半世紀前、たった4人で立ち上げた会社を、従業員11万人を超える「世界一の総合モーターメーカー」へと成長させた「経営のカリスマ」――永守重信。 その類いまれなる経営手腕の根っことなる〝人生哲学〟とは何なのか? 苦難に正面から向かい合い、挑戦し続ける〝行動力の源〟はどこにあるのか? つねに実業界を牽引し続ける著者が、いますべてを語り尽

          『成しとげる力』永守重信(サンマーク出版)を読む

          『坂の上の坂』藤原和博(ポプラ文庫)を読む

          ブックライター塾の恩師、上阪徹先生が携われた本を読み終えました。 アマゾンの書籍紹介文 司馬遼太郎の名著『坂の上の雲』の舞台となった明治維新直後の日本は、平均寿命が今の約半分でした。一仕事終えた後は自然に枯れていき、隠居生活の後に奇麗に死ぬことができました。でも、多くの人が80代まで生き延びる現代では、仕事をひとやま超えたからといって、余生を慣性だけで生きるのは無理があります。 いまや50代から70代くらいまでの30年間は、単純な「老後」ではなくなりました。坂の上にあるのは

          『坂の上の坂』藤原和博(ポプラ文庫)を読む

          『きっとよくなる』本田健(サンマーク出版)を読む

           ブックライター塾でご縁をいただいた編集者がつくられた本を読み終えました。 アマゾンの書籍紹介文 200万人の読者から支持され、多くのベンチャービジネスの成功者を育ててきた「お金と仕事」の専門家が、鮮やかに世に放った2冊の書き下ろしエッセイ! お金、ライフワーク、パートナーシップ、子育てなど、広く人生全般について語った第1弾。そして、3年の時を経て、メインテーマである「お金と仕事」について語り尽くした第2弾。いずれも、豊かに幸せに生きるための秘訣が圧縮ファイルのようにぎゅっ

          『きっとよくなる』本田健(サンマーク出版)を読む

          『水は答えを知っている』江本勝(サンマーク出版)を読む

           ブックライター塾でご縁をいただいた編集者がつくられた本を読み終えました。 アマゾンの書籍紹介文  水に「ありがとう」という言葉を見せると、形のととのったきれいな氷結結晶をつくる。 一方で「ばかやろう」という言葉では、結晶がばらばらに砕け散ってしまう。 言葉によって、声によって、写真によって、まったく違う顔を見せる氷結結晶は、私たちに「どう生きるか」というメッセージを伝えてくれる。 日本のみならず世界に衝撃を与えた話題の書。80か国で45以上の言語に翻訳され、350万部を超

          『水は答えを知っている』江本勝(サンマーク出版)を読む

          『コリアン 世界の旅』(野村進)講談社文庫 を読む

          「世界が違って見えてくる」驚きと発見の名著! 日本に住む韓国・朝鮮系の人々が、なぜ日本人の目に「見えない」存在になってしまったのか。この謎に果敢に挑む著者の旅は、日本、アメリカ、ベトナム、韓国に広がり、再び日本に戻る。私たちのすぐ隣にある「コリアン世界」を真摯に描いた、大宅壮一ノンフィクション賞・講談社ノンフィクション賞ダブル受賞作品。   年を取れば取るほど、自分が何も知らないことを思い知らされます。 64年間、一体、何をしていたんだろう、と愕然とします。 この本を読ん

          『コリアン 世界の旅』(野村進)講談社文庫 を読む

          映画『怪物』を見る

           この映画を見て、幼いときのことを思い出しました。  子どもの頃私はいじめられっ子で、ときどきクラスメートにシカトされていました。それほどひどくなかったこともあり、先生にも親にもそのことは言いませんでした。  あくまで子ども同士のことであり、それを大人に言いつけるのは何だかフェアではない、卑怯なような気がしたのです。それをやってしまうと「負け」になってしまう、これしきのことではへこたれないぞ、と思っていました。  でも、1対1だと普通に接しているくせに、仲間と一緒になると周

          映画『怪物』を見る

          『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』岩田松雄(サンマーク出版)を読む

           ブックライター塾でご縁をいただいた編集者が、塾の恩師と共につくられた本を読み終えました。  51の考え方はすべて、なるほどと納得できるものばかりでした。「人を治める前に、まず自分を修めよ」「部下は、上司の人間性をこそ見ている」「地位は権力ではなく、責任である」「部下に関心を持つことから始めなさい」「リーダーは逃げてはいけない」「人の悪口や自慢話は控えておく」「無私の心を持つ」……。  どの言葉ひとつ取っても、過去の至らなかった自分のことが思い出されて、胸が痛くなります。

          『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』岩田松雄(サンマーク出版)を読む

          『1分で心が震えるプロの言葉100』上阪徹(東洋経済)を読む

          ブックライターの恩師が上梓された本を読了しました。 超一流のプロは何が違うのか? ◎経営者、起業家、学者、アスリート、芸能人……、3000人以上のプロの言葉から、読んだら忘れられない100人のパワーフレーズを厳選しています! ◎解説を含めて1話1分で読めます! 仕事や人生でモヤモヤしている悩みが消える超一流のプロの働き方・生き方のヒントが1冊に凝縮しています! ◎働くことに迷う人、逆境に置かれている人、成功・幸せをつかみたい人にお勧めです。あなたの人生を変える〝最強の言葉〟

          『1分で心が震えるプロの言葉100』上阪徹(東洋経済)を読む

          『女帝 小池百合子』石井妙子(文藝春秋)を読む

          よくぞ、書いてくださった、まずそういう感慨を抱きました。著者も、編集者も、出版社も、当然、念には念を入れた緻密な取材と相当な覚悟のもとに、出版されたこととお察しします。何しろ、日本の首都・東京のトップですから。大手メディア各社が中途半端な追及に終始するなか、敢えて暗黙のタブーに斬り込んだそのジャーナリスト魂に、心より敬意を表します。  本書の中身は、驚愕の連続でした。文字通りの「嘘で塗り固められた経歴」、「何の理念も哲学も信念もない無節操な政治活動の軌跡」、「一片の誠実、信

          『女帝 小池百合子』石井妙子(文藝春秋)を読む

          『石橋湛山の65日』保坂正康(東洋経済新報社)を読む

          ブックライター塾でご縁をいただいた編集者の方がつくられた本を読了しました。 短命に終わった〝まぼろしの政権〟が日本人に投げかけた謎に迫るノンフィクション 首相としての在任がわずか65日だった石橋湛山。近代日本史では最短に近い任期の中で、彼は何を残したのか。「最短の在任、最大の業績」とも言うべき、石橋政権の功績に迫る。  こんな、自分の言葉を持つ首相がいた、というのは、驚きでした。いえ、正確ではありませんね。何ら品格のない言葉を吐く総理は、何人もいたと思います。自分の頭で考

          『石橋湛山の65日』保坂正康(東洋経済新報社)を読む

          『経営者』永野健二(新潮文庫)

          ブックライター塾で仲良くしていただいた同期生の大野貴史さんから、お薦めいただきました。 話題作『バブル』で大注目の「伝説の記者」が目撃した壮絶なるドラマ なぜ今、日本を代表する企業で不祥事や内紛が相次ぐのか。戦前のカネボウから現在のソフトバンクまで、日本をリードしてきた企業の栄枯盛衰と、その企業の命運を決した経営者達の決断と葛藤を描き、日本企業と日本の資本主義のあるべき姿を問う。 登場するのは、土光敏夫、中内功、小倉昌男、藤田田、稲盛和夫、鈴木敏文、出井伸之、柳井正、豊田

          『経営者』永野健二(新潮文庫)