会社を国家として考え中枢を目指す 覚悟せよ

意図せず人気なマガジン「悪意のビジネススキル」です。みんな悩んでいるんですね、報われたい、苦しい、諦めた、転職、就職を控えている読者様に向けて私も頑張って書き上げています。ちなみにゲームの設定を大いに誤解している人があまりにも多い。会社が民主主義で資本主義と信じて疑わない草食動物まさに社畜は、個人事業主の皮を被った肉食獣の会社員の餌となり生涯利用されるでしょう。もちろん日本という国自体は民主主義国家で資本主義国家です、ここから既に異論を唱える人は中々のリテラシーが高い人ですが、ここでは話が拗れるのでご勘弁をお願いします。

前回の記事の続きですが、読んでいなくても問題ないような記事に仕上げています。深い理解が必要なので、この記事を読んでからでもご覧ください。念のため貼り付けておきます。

■現実を理解しゲーム設定を知る
あなたの会社の社長は社員全員投票によって選ばれた人ですか？
この時点で99%がNOというでしょう。創業者が社長で現役、又は社長の意思を継ぐ指名された近い人が担っていると思います。つまりは意思決定権者が1人か少数か程度の独裁国家なのです。別にここまでは皆さんもご理解なはず。

当然と言えば当然なのですが社員に社長を選ぶ選挙権すらありません。
厳密に言えば会社は株主のモノなのですが、上場企業でさえ世襲かと突っ込みたくなる独裁政治です。それ自体は私は間違ってるとは言っていません、有能ならばね。
何を伝えたいのか整理しますと、その独裁政治が舞台設定のゲームというわけです。

■独裁政治の基本を知る
中国や北朝鮮じゃないのであなたは立ち回り方に慣れていませんよね。さらには会社内は資本主義ですかと聞かれたらどう考えますか？私は社会主義や共産主義だと常々感じています。成果を出したとしても評価され上に登れるのは役職の階段を一段か二段上がれる程度でしょう。それでは出世とは言えません。ある程度のところで特権階級の既得権益まみれの超えられない壁があると気付くはずです。実力主義とは家畜からやりがいを餌に搾取をするためだけのもの。それでも諦めず起業や副業はしないで欲しい理由は最後に後述します。

■手段
そこの超えられない壁に切り込んでいくのですから、マガジンに書いたあなたは強い個人事業主のマインドを持った肉食獣として挑む必要があるのです。何も異を唱えて正面からデモを行うような闘い方をして欲しいというわけじゃありません。裏金、賄賂、情報操作、スケープゴート、ハニートラップ、プロパガンダ、共闘と裏切り、スキャンダル等そういった政治戦争の中で利権の中枢を目指します。あなた個人の仕事の売上げ？生産性？そんなのアベレージを超えるぐらいの数字を叩き出していればいいのです。私は最初の会社でも数字はトップクラスでしたが独裁政治の運用に気付かず、出世するまで時間がかかりました。なので数字はそれほど重要な指標ではないのです。

■プロフィット部門かコスト部門か
プロフィット部門に所属していることが理想ですが、コスト部門でも問題は有りません。コスト部門の場合はプロフィット部門へ異動を、もしプロフィットからコスト部門へとなった時でも詰みではありません。方法はいくつか有りますが、単体で別記事にしますね。しばらくは私の記事をあなたの目でその真贋を精査してて下さい。プロフィット部門になっている前提でしばらく話を進めます。

■プロフィットセンターの優位性
利潤を生む組織や仕組みの組織、会社の金の卵、花形です。
サービスや製品が優れていても売れなければ潰れます。逆に競争力のない製品やサービスであってもプロフィット部門が有能で有れば売れ利益を生み出す。そうじゃなければ同じような商品が乱立することはありません。営業系の発言力が社内で強いのはこういった背景があるからです。

■それでも副業や企業を薦めない理由
イニシャルコスト、社会保障の脆弱さ、復帰困難な負債、コスパの悪さのほかに決定的な不都合な真実があります。
日本の会社って99,7%が中小零細企業と個人事業主
さらに従業員数の平均は20名以下。
設立1年で60％が倒産・廃業(生存率40％)
設立5年で85％が倒産・廃業(生存率15％)
設立10年で94%が倒産・廃業(生存率6％)

これでも副業や起業をしますか？知人が成功した？
知人とあなた両方が成功する確率は天文学的確率では？
副業や起業でプレイヤーが少なくなってる今が好機ですよーw

長くなってきましたね。ここまでは重要な前提としての座学でしたが
いよいよ次回はプロフィット部門にフォーカスした個人戦を取り上げます。
スキを多く頂ければ手を抜かずにしっかりと書き上げます。
ここまでご覧頂き有り難うございました。