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阿蘇・南小国リアルライフ#2〜食べる編〜

春の阿蘇の風景・・それはそれは華やかで、カラフルです。
私が本州から移住してきて、景色の違いを最も感じるのは
もしかしたら春かもしれません。

冬、この辺りは、雪が降ります。山道も多いので、車はスタッドレスタイヤが必須です。・・・そう聞くと、驚かれる方も多いです。
冬の最低気温は、温暖化の影響でだいぶ高まってきていますが、
−3.2〜0.7℃が平均。あれ、関東や中部地方くらいまでと変わりません。
(昔は−13℃の日もあったよとの地元の声)

だから、凍える冬をやり過ごしてきた草木の芽が、一斉に顔を出すのが春。
車を走らせていると、ピンク・黄色・紫・白とたくさんの色が目に飛び込んできます。
鳥が鳴き、虫が飛び交い、にぎやかさを増して。
まるで塔本シスコさんが描いた絵のようです。


そんな、春。南小国町でおなじみの物産館「きよらカァサ」にて、
謎のお惣菜を発見・・・
皆さん、「一文字ぐるぐる」って知ってますか・・?
・・「人参シリシリ」じゃないんですよ。

一文字(ひともじ)はワケギ(ネギの一種)で、ぐるぐるは、そのまんま。
調理法なのであります。

春に出回る葉物達を、早速!楽しくおいしく!いただく工夫が込められている気がします。名前のポップさと美しい姿のギャップがたまりません。

「きよらカァサ」でいつも販売している日替わり弁当では、地元熊本や九州の昔ながらの献立が盛り込まれており、他の島(本州)から渡ってきた者にとっては新鮮なものが沢山。
ちなみに最近出会ったおいしいものは、「やせうま」と言います。
名前からは姿形が想像できない!その由来も楽しく、お味も絶品です。

他にも、

  • お正月のお吸い物にゆで卵(またはうずらの卵)が入る

  • 「十五夜さん」の風習で、ある地域では煮物を串に挿す

  • こんにゃく寿司(見た目驚き・とても美味!)

などなど、発想が面白くて見た目は美しく、そしておいしい!ものが
たくさんの、この地域。

この南小国町にも、こうした郷土料理をはじめ
地元の食材や環境を生かしたお料理が、多くの場所で提供されています。
参考にしていただける観光ページもいくつかあるようです。


生きる上で欠かせない食のこと。
南小国・阿蘇で受け継がれているお料理を訪ねてみると、
やっぱり盛り沢山!な話題が止まりませんでした。

次回は 〜「食べる」編〜 自炊バージョンを
お届けしたいと思います◎



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