〈往復書簡〉私から、波を起こす 第1便 「社会と文学はつながるのか?」
愛知県常滑市を拠点に海の文芸誌『SLOW WAVES』を編集している今枝孝之と、三重県津市で書店・日々詩書肆室の室長を務める村田奈穂。
本を「作る」側と本を「届ける」側とで、本をめぐる思索の交流を、往復書簡の形で1年間行います。
常滑市と津市は、伊勢湾を隔てて(ほぼ)向かい合う街。おなじ海を間に挟む街は、言葉も風景も異なります。本をめぐる考えはどう異なり、どう重なり合っていくのか。伊勢湾に投げ込まれた「ボトルメール」のやり取りをお楽しみください。
(この下より、第1便が始まり