「学年」や「教科」というフレームを外したらもっと子供が輝けるのに…と感じた話。
「日本の初代総理は伊藤博文だよ」
「今度の新札の〇〇は…」
く、詳しいじゃないか!!
小3のみみりん(仮名)が歴史的な人物、年号、出来事について、次々と教えてくれる。
まるでWikipediaの様だ。
そう書くと、凄く成績の良い優等生っぽい。
でも「学校」という場所は全然好きではないらしい。
好きだから自然に覚えた
みみりんが通っている小学校から徒歩3分程の場所に、市営の図書館がある。
みみりんは週末になると家族で図書館へ出向き、制限マックスまで本を借りて帰る。
一体何を読んでいるのか?と言えば、伝記漫画と図鑑。
日本の歴史的な人物から、あまり知られていない海外の女優さんの伝記まで何でも読む。
普通に友達と遊ぶし、ゲームもするし、TVも見るけど、ふとした隙間時間に必ず伝記漫画をパラパラとめくっている。
何か特別な塾に通っているワケでもなければ、歴史年号暗記アプリで勉強したワケでもない。
誰かに強制されたり、ご褒美で釣られたワケでもなく勝手に覚えた。
しかも「図書館で借りてる」だけなので、コストもゼロである。
学校は好きじゃない
だけど、みみりんは「学校は好きじゃない」と言う。
本が好きなみみりんは、授業中もついつい他のページを読んでしまう。
すると先生からは注意をされる。
算数は苦手なので、イマイチ授業についていけない。
大好きな歴史が始まるのは、小学校の高学年。
小3の学びには興味が持てず。
教科同士の繋がりが見つけられず。
「学校で勉強する事」が既に嫌になってしまっている。
素人ながら、他人事ながら。
こういうの勿体ないよな…と、思う。
そう思っていたら、newspicksに芦屋市長が出演しこんな話をしていた。
興味と教科の紐づけ以外にも、「新しい学び方」を学ぶ為の勉強会を開いたり…と色々な取り組みについて話していた。
更には、「好きな事」をそれぞれが頑張る時の目標の立て方は難しい…という話には大きくうなずいた。
子育て中の方は是非見てみて欲しい。
勿体ないの代表は自分自身
よく考えたら、私自身もまさに「勿体ない学生時代」を過ごしてしまった。
座学、話を一方的に聞く事が大嫌いだった私は、学生時代ずーっと学校が嫌いで勉強も嫌いだった。
それなのに社会人になってから「キャリアチェンジの為に取得した資格」は全て独学だった。
今の会社に入って最初の2年間は試験だらけで10教科位受けたけど、全て1発合格だった。
それは「自分に合う学び方」で自由に勉強できたからだ。
学年、教科、というフレームがなければ。
興味を持った所から、自由な学び方ができたら。
人生もう少し変わっていたかもしれない!←言い訳(笑)
それは叶わないけれど。
せめて、これからの子供達はもっと自由に、使える技術を駆使して。
楽しく学べたら良いなと、心から思う。
今日もありがとうございました!
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