昭和?令和?生きづらい現代だけど…
「最近、またパンツ見えそうな位スカートが短い女子高生増えてるよね」
つい数日前に、職場でこんな会話をした。
TOP画の左みたいな子。
私は恐らく、右から2番目の世代だ。
職場には25歳の可愛い女の子がいるが、彼女は「パンツが見えそうなスカート」ではなかったらしい(笑)
「流行りが一周した」かと思いきや、一番右のスタイルはこの一周の間に一度も流行らなかったよね?
そんな「ロングスカートの女子高生」に会えるのが、こちらのドラマ。
滅多に連ドラを見ない私が、3年ぶりにハマっているドラマである。
ドラマの内容
ネット界隈でもかなり話題になっているので、ご存じの方も多いかと思う。
昭和のダメ親父(阿部サダヲ)が昭和61年から令和6年にタイムスリップする…という完全オリジナルのドラマ。
昭和と令和を行ったり来たりしながら話が展開されているけど、昭和の方は小物やらTV番組やら、色々と凝っていて面白い。
また、「コンプライアンス」「ハラスメント」等、何かと生きづらさを感じる令和に対して切り込んできたり、考えさせられるシーンもある。
「逃げ恥」「義母むす」「ゆとりですがなにか」等、基本的に
「絶対的な悪人」が出てこなくて、笑えて、泣けて、社会に何かを訴えかけてくるようなドラマが私は好きだ。
昭和は非科学的な事が多い
ドラマを見ていると、平成に学生時代を過ごした私でも「あ~、こんな人いたな」と思うようなポイントがいくつもあった。
やたらと暴力的な教師とか。
どこでもタバコ吸う人とか。
部活中に水飲む事を禁止とか、愛のムチと称した「ケツバット」とか、今見ると非科学的だし私は絶対嫌だ。
いくつかの教育関係本で読みましたが、昔は学校の中に
「生徒になめられてはいけない」という最重要目標?があって、生徒を上から抑えつける為に教員採用試験で「生徒を殴れますか?」と聞いたりしていたそうです。
今では考えられない事ですが、昔は「子供の人権」なんて度外視されていたんですよね。
殴り返してくる子供もいたと思いますが、先生も生徒も殴り合ってストレス発散してたのかも?
そう思うと、最近の先生は子供に気を遣い、保護者に気を遣い、色々な狭間で生きづらいのかもしれませんね。
生きづらいが令和は良い時代だと思う
ドラマを見ていると、今は色々な制約があってどんどん生きづらくなってると思う。
TV番組だって、色々な制約があり「面白いコンテンツ」を作る事が難しくなっている。
でも、昭和の様な「非科学的な事」がまかり通らなくなった。
非喫煙者の私にとっては、電車やバスでたばこを吸う人がいなくなって心から良かったと思う。
街中もバリアフリー化が進んだし、商業施設等でも「ベビールーム」が沢山設置されるようになった。
私より10~15年位上の世代までは、バスとか電車の中で授乳する人もいたみたいなので、それを考えたら大分「子育てしやすい国」になったと言える側面もある。
私が長男を保育園に入れたばかりの頃は物凄い高い保育料を払わなくてはいけなかった。
それが今は3歳以上は原則無料になった。
最近は高校や大学の授業料無償も進んでいる。
不妊治療だって保険適用範囲が広がった。
「少子化対策」としては全然スピード感が足りないけど、政治のネガティブな面ばかりではなく、ポジティブな面にも目を向けたいと思う。
そして私はnoteの中で散々書いてきた「公教育」や「こどもの人権」について、真剣に議論をしてくれる人達もいる。
安芸高田市の市議会の動画。
13分位からだけでも是非見てほしい。
縁もゆかりもない、遠く離れてた議会の討論を見る事ができるなんて幸せだ。
私が子供の頃は、「教室の中」「学区の中」が全てだった。
それが今では、日本中どころか世界中の人とスマホ越しで交流できる。
自分で「界隈」をデザインできるなんて、良い時代だなと思う。
最後までお読み頂き、有難うございました。
素敵な一日になりますように☆彡