「犬を飼っている人」は、色々な意味で成功しているのかもしれない。
数日前。
子供の小学校が平日休みだったので、私も一緒に休んで朝から公園に行った。
平日の公園。
10時頃になると、近隣の保育園児が遊びにて混み合う。
そうじゃなくても「小学校が休み」な時点で普段より混み合うだろうな。
そう思い、朝早く出発して8時前から遊んでいた。
8時頃はポツリポツリとしか人がいない。
広々とした公園の中、遊ぶ子供よりも、お散歩する高齢者よりも、「犬の散歩をしている人」の方が多かった。
犬の散歩をしてる人たちは、みんな30〜50代位のいわゆる「現役世代」と呼ばれる人たち。
朝8時を過ぎて、ラフな服装で犬同士がキャンキャン言ってるのをなだめながら「何歳ですかー?」なんて会話をしている。
あれ?
なんか優雅じゃない??
女性の方が多いものの、ハーフパンツ姿の男性もチラホラいる。
サラリーマンと呼ばれる人なら、今頃通勤電車で不快感マックスに達している時間。
いや、薄々分かってましたよ。
最近は犬や猫を貰ってくる人って少ない。
ましてや「拾ってきた」なんて人は殆どいないだろう。
良し悪しは別として、多くの人がペットショップで高値で購入されていると思われる。
ホームセンターの片隅でたまに見かけるけど、チワワとかトイプードルとか数十万円で売られているよね。。
知人のマダムも可愛い犬を飼っている。
愛犬を月に1〜2回をトリミングへ連れて行く。→あら?私の美容院より頻度多くない?
この前は愛犬の新しいお洋服を見せてくれた。
お値段6千円。
→私の休日服(UNIQLO)より高くない?
自分が子供の頃に比べて、愛犬市場がやたらと活況な気がする。
食べ物だって、「人間の残飯食べさせています」なんて人はいないよね?
ホテルもキャンプも、「愛犬と一緒に」みたいなフレーズがすごい増えた気がする。
エサ、服、娯楽。
医療費だって、保険適用されないので人間より遥かに高い。
民間のペット保険にわざわざ入る人もいる。
表現は適切ではないが。凄いコストがかかっている。
まるで「子供」の様だ。
つまり、何が「薄々分かっていたか」というと、「ペット飼うって、お金に余裕がある人だよね」って事。
だけどさ、平日の9時前後にラフな服装で犬と遊んでいられる現役世代って…
一体何の仕事してるんだろう?
たまたま休みなのかな?
それにしても沢山いる。
9時どころか、10時、11時、それぞれの時間帯に次々と新しい「現役世代の飼い主」がやってくる。
↑そもそもお前は何時間いるんだ?というツッコミは胸にしまって欲しい(笑)
お休みなのか。
リモートなのか。
もしリモートだとしたら、それだけで勝ち組な気がする。
「仕事はフルリモートなので、1日中ラフな服装です!疲れてきたら休憩も兼ねて愛犬の散歩に出掛けています。その方が効率も上がりますしね!」みたいな。
こういう人が言ってそうじゃない?
金銭的なゆとり云々以上に、時間のゆとりがある事がうらやましい。
スーツ姿の営業マンがベンチで缶コーヒー飲んでいても、何も感じないけど。
平日に、ラフな服装(しかもサンダル)で、犬の散歩してお喋りを楽しむ。
早朝でも夕方でもなく。
真昼間に。
金銭的にも時間的にもゆとりがある。
彼らは相当な成功者なのでは?とギラギラの太陽に照らされてカラカラにならながら思った。
今日も有難うございました。