中学受験を迷っている自分へ伝えたい事。
「あ～、ついていけない」
週末、私は「紙モノ」の整理をしていた。
自宅には日々、沢山の「紙」がやってくる。
小学校から配布されたプリント、企業からのDM、チラシ、市町村からの封書、市の広報誌、習い事関係で貰うお知らせ…。
特に多いのが、次男が受講している「こどもチャレンジ」のチラシ類。
タブレットで受講しているので、昔のイメージほど「毎月チラシが入ってる」という状態ではなくなったけれど…。
２～３か月に一度届く付録？みたいなモノと一緒に届く「紙」の量がとんでもない。
そして情報量が多すぎる。
それらを見ながら、ふと感じた。
「中学受験をするとなったら、もっと大変だろうな…」と。
大量の紙ゴミが発生する
我が家の長男は２年程前に小学校受験をした。
「就学の練習」程度の気持ちで幼児教室へ入れたら、素敵な小学校（と思えた）に出会い、１校だけ受ける事にしたのだ。
１校しか受けない子は滅多にいない。
周りを見渡しても殆どのご家庭で５～７校位は受験していた。
年長になると「基本講習」＋「志望校別講習」という感じで、「原則週２回」通塾する事が当たり前となる（我が家は週１しか受講しなかった）。
そして春期・夏期・秋期には大量の「特別講習」が準備されていた。
季節講習で使用するプリントは、＋数千円を支払うと「復習用プリント」として「授業で使用したプリント」を１部多く貰えた。
（今思えば、プラス料金取るなんて！と思うけど）
購入したプリントを更にコピーして、苦手な所や間違えた所を何度も練習できるようにしていた。
使用済のプリントは、去年の年末に意を決して処分したものの、「白紙のプリント」はまだまだ家に残っていた。
当時は次男も受験をすると思っていたので、これでもか！という位コピーを用意していた。
でも結局、受験をしなかった。
お受験のプリントは良問が多いので、次男の家庭学習に多いに活用した。
それでも、「同じプリントのコピー」がまだある。
「もう同じ事やらないだろう」
ついに私は、余ってる白紙のプリント達を処分する事にした←遅い(笑)
あぁ勿体ない。
キンコーズでコピーした日々(笑)
大量の情報処理
受験は、子供のプリント管理以外にも色々と忙しかった。
志望校について調べる、足を運ぶ。
志望校の公開行事を把握して、予約開始日に速やかに予約をする。
塾から配布される資料にも、色々な種類があった。
単科別の講習や、個別講習など「営業的な資料」もあれば、授業内容や「家庭学習のポイント」等、「学ぶ内容そのもの」に関するものもあった。
でも、私はそれらを読むのが好きだった。
何故かと言えば、子供が塾で講習を受けている間はずっと見学をする事になっていたからだ。
見学する時間は、少なくとも毎週100分に及ぶ。
見ていても面白くない（←おい）時間もあるので、私はその隙間時間？に塾から配布された資料を熟読していた。
「活字が読みたい」という病だった(笑)
スマホを見てたら良い顔されないけど、塾の資料を読んでいれば「熱心な親」に見えるので、そうして退屈を誤魔化していたのだ。
その甲斐あって？
私は１校しか受験しない割りには、何かと情報通だった。
もう一度同じ事ができますか？
もしも中学受験をする事になったら、小学校受験とは比にならい位のプリント管理が必要になるだろう。
多くの人は自宅にオフィスで使うようなコピー機を迎え入れて大量にコピーを生産している。
小学校受験以上に「ペーパー」勝負になる。
小学校受験以上に通塾期間も長くなる。
更には、中学受験塾は親が付き添わない。
授業見学をするワケではなく、自宅で帰りを待つ事になるので「塾の資料を読む時間」を強制的に作る必要がある。
見れるか？
見れそうな気もするけど、自分が読みたい本が読めない！ってモヤモヤしそうな気がする。
又は、脳内が「受験一色」になり周りが見えなくなるかもしれない…。
結局のところ、小学校受験にしても中学受験にしても「親の負担」は大きいのだ。
それはもう、生活が一変する位大変なのだ。
高校受験とか、大学受験とか、避けられない受験ならともかく。
中学受験なんて「やる・やらない」を自分で決意しなければいけない受験だ。
今のところ長男はまだ、中学受験というモノをイマイチ分かっていない。
私立の中高一貫校の文化祭へ行った時は「僕もここに入ろうかな」なんて言っていたけれど本気ではない。
世の中にどんな中学があるのか？
受験をするならどういう生活が待っているのか？
そういう事を何も知らない。
この先、周りのお友達が中学受験塾に通い始めたり、友達から情報を仕入れて「受験したい」と言い出すかもしれない。
でも、その時に私は「生活が一変する覚悟」を決められるだろうか？
うーん。
中学受験するとなったら、益々「働くHP」が残らない様な気がする(笑)
〈あとがき〉
プリントは廃棄したものの、当時沢山練習した「絵画」等はまだ捨てられず…どころか壁に飾ってあります。
長男に「これ、まだいる？」と聞いたら「飾っておいて欲しい」と言うので、少なくともあと１年位は我が家のリビングを盛り上げてくれるみたいです。
正直、小２の今よりも年長の頃の方が絵が上手だったな(笑)
＊＊「昨日読んだ本」コーナー＊＊
オンライン読書教育「ヨンデミー！」に、毎日「感想提出」をしている子供達が昨日読んだ本を紹介するコーナー。
〈長男〉
このシリーズが面白いらしい。
〈次男〉
〈読み聞かせした絵本〉
大人にもおススメ！適度にゆるくて可愛い絵本。
今日も有難うございました。
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