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カレンダーを色んな視点で見てみた。

数日前、カレンダーについてこんな記事を書きました。

営業という仕事柄、年末のご挨拶と称してカレンダーを配っているけど、「もしかしてゴミになってる?」と思い、先方に聞いてみた所半分くらいの人が「要らない」と言ってたよって話。

ただ「渡す物がないと手持無沙汰だ」と締めくくったところ、ようこさんがアンサー記事を書いて下さりました。

ようこさん自身が毎月作っているお子さんの写真入りカレンダーが個人的には凄く良いなと思ったので、是非見てみてほしいです♪

で、改めて「カレンダーの役割」を考えてみた。

渡す側にから見たカレンダーの役割

ちょっと話はそれますが(いきなり)
先日ネットニュースを見ていたら、元モーニング娘。の道重さゆみさんが自身のカレンダー発売記者会見でこんなコメントをしていた。

私のファンのみなさんはカレンダーがすごく好きらしくて、きっと私と1年間過ごせるからに違いない。

by道重さゆみさん

これは渡す企業の思惑そのものじゃないか?

企業から貰うカレンダーと1年間過ごしたいと思っている人はいないだろうけど、企業側からすれば1年間ずっと「会社名」が常に目につく状態になる。

もし職場のデスクに飾る卓上カレンダーであれば、当人だけではなく社内の別の人の目にも触れる機会があるし、宣伝効果があるかもしれない。

又、地域密着型の小規模な会社(工務店、燃料店、町のでんきやさん)であれば、「何かあればすぐにお電話下さいね!」的な意味で、社名と電話番号が記載されているケースもあるだろう。

この場合「固定電話の目の前」という特等席に君臨できれば大勝利である。

いずれにしてもやっぱり宣伝効果が大きい。


カレンダーを渡すのをやめた場合、年末のご挨拶に渡す物がないと手持ち無沙汰。

だからと言って、タオル・お掃除クロス・ティッシュ等の消耗品を渡したとしても使用後はすぐに廃棄されるし、大体「外側」にしか社名が書いていないので、使用中にはすっかり誰から貰ったものなのか忘れていたりするだろう。

そうなると宣伝効果は全くない。

きっと、貰う側から見たら消耗品の方が嬉しい。

喜ばれる方を取るのか、宣伝効果がある方を取るのか…。
恐らく「企業」として戦略的にコストを費やすのであれば、やっぱり多くはカレンダー?

でも「感謝の気持ち」として「ちょっとした粗品」を渡すのだとすれば、貰う側が「ありがた迷惑」と感じていたら申し訳ないよね。

うーん、深い!

使う側から見たカレンダーの役割


色々な世代の人に聞いてみたけれど、若い人ほど壁掛けカレンダーは使わない人が多かった(特に独身男性)。

卓上に至っても、近年のフリーアドレス化やリモートワークの普及によって「使わなくなった」という人がとても多い。

私自身も、仕事の予定はバーチカル手帳に移動時刻やメモを含めて細かく書いているので卓上カレンダーをあまり必要としていない。


一方で自宅では結構カレンダーを飾っている事に、今気が付いた。

リビングには、子供と予定を共有するために壁掛けカレンダーを飾っている。(習い事、お出かけ、イベント、誕生日等)

毎年、絵本作家のカレンダーを色々見比べて購入している。
過去に購入していたのはこんな感じ。

過去に飾っていたので、林明子さん、リサとガスパールも見てみたけど、個人で出品してるものしか見当たらず凄く高かった💦


そしてトイレにも壁掛けカレンダーを飾っている。
家庭内で唯一1人になって落ち着ける場所なので、ボーっと見ているだけでも頭の整理をする為に結構役立っている。


去年末に天体望遠鏡を買ったので、今年は窓付近に月の満ち欠けカレンダーも飾っている。
これは完全に「見た目を楽しむ為」の物。


実家に行くと、我が家以上にあちこちにカレンダーが飾ってある。
リビング、冷蔵庫、トイレ(前後Wとか!)、玄関と「これでもか!」という位カレンダーがある。

飾ってあるカレンダー全てが「貰いもの」なので、必要性云々よりも「貰って置き場所がないから」だと思われる。

また、祖父母の自宅カレンダーには太いマジックペンでゴミ出しの予定や、病院の予定などが書かれていた。
この世代にとってカレンダーは「生活・予定の要」である。

また、大安仏滅などの「六曜」をとても大事にする人もいる。
大事なイベントの日取りだけではなく、日々の暮らしの中でも「お飾りは大安の日に購入して飾る」とか、行動指針にしている人もいるのだ。

そういう人にとっては、とてもGoogleカレンダー等では代用しきれないだろう。

宣伝効果と実用性を兼ねたモノ


っていう事で、色々整理してみたけれどやっぱりカレンダーだね(笑)

・年末挨拶のお供(手持ち無沙汰じゃなくなる)
・一年間目にしてもらう宣伝効果
・実用的(相手次第だけど)

本当は、毎日使うアプリに広告が出てくる…とかが宣伝効果としては最も高い気がするけど(インスタに出てくる関連動画とか)

ネットの世界で宣伝が完結するのなら、そもそも「営業職」なんて職種自体が要らないよね。

あれ、最後は職業の考察?(笑)

でも、要らないモノを渡すのはECOではないので来年からは大幅に減らしていこうと思います。

写真屋さんでバイトをしていた時、「写真入りカレンダー」の受付もしていました。
あの頃は「特別な一品」で、受取に来たお客様も完成品を見ると凄く嬉しそうだったな。
何でもスマホ一つでできるようになちゃって、「特別感」を感じる機会が減っている。
これを少し寂しく感じるのは、きっと年を取った証拠ですね(笑)

という事で、今日も最後までお読み頂き有難うございました!
素敵な金曜日の夜になりますように☆彡

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