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私の「欲しいモノ」って一体何か考えてみた。

「こちらは本真珠を使用しております」
「こちらはK10、あちらはK18」
「ダイヤか真珠か、どちらがお好きですか?」

日曜日。
私はものすごーく久しぶりに、家族総出でジュエリーショップを訪れていた。


先月、女性誌に掲載された「働くモチベをジュエリーで上げる」という特集を見て以来ジュエリーが気になっていた。

というのも、私が普段使いしているネックレスが年齢相応ではないかもしれない?という気がしてきたのだ。
それは20代の頃に、まさに「ジュエリーはおねだりするもの」だった時代に夫に買ってもらったモノだった。

それからと言うものの、気軽に入れそうなジュエリーショップを見かけてはチラチラと覗いていた。

でも、値段の相応性がサッパリ分からない。
素材にも石にも全く詳しくない

「あれ、良いかも」と思うモノは、10万円前後の時もあれば1万円以下の時もあった。

つまり私は「価値が分からないヤツ」なのだ(笑)

でも、ネックレスを新調したい。
自分で「これが年相応だ」と自信を持てる?デザインのモノが欲しい。

でも、1人では決められない。
という事で私は映画を見た帰りに家族総出でジュエリーショップに出向いてみた。


価値が分からない


私はジュエリーショップ数軒に家族を連れ回した末、「最もデザインが気に入ったネックレス」を無事に購入した。

でも、購入に至るでの葛藤がとんでもないモノだった。
私は素材や石に拘りのない「価値の分からない人」なのだ。

それなのに1万円単位で値段が違うアクセサリーを、いくらデザインが気に入ったとは言え本当に買って良いものか?と散々悩んだ。


更には今、「正社員として仕事を続けるかどうか?」を迷っている。

稲垣えみ子さんの様に、あらゆる物を捨ててシンプルに生活する。
「物を買わないので、お金を多く必要としない生活」に心の中では向かおうとしている。


「あまり仕事を頑張っていないのに、買って良いのか」

そんな葛藤に揺れていた。

でも、その時にふと感じたのだ。

「もしも私が専業主婦だったら、やっぱり買えないと感じるのだろうか?」

欲しいモノを買えない事が嫌だった


思い返せば結婚する時に、共働き仲間の友人と話していた。
「欲しいモノが買えない生活なんて嫌だよね」と。

その事について、10月にも記事を書いていた事を思い出した(笑)

でも「欲しいモノが買えない」の「欲しいモノ」。
私は一体何が欲しいだろうか?

働かない生活


ジュエリーを買うという行為を経て、気づいてしまった事がある。

まず、私はジュエリーに一切の興味がない。
ついでに言えば、ブランド品の類にも興味がない。
お酒も飲めないので、「高いシャンパン」「高いワイン」みたいなモノにも興味がない。

「欲しいモノ」と言われて思い浮かぶのは、本と家電くらい(笑)


では、もしも私が働いていなかったら?


欲しいと思っていた「便利家電」を必要としないかもしれない。

包丁で野菜を切る事が心の底から面倒だと思っていたけれど、時間をかけて丁寧に面取りとかしちゃうかもしれない。

ルンバで掃除しなくても、隅々まで掃除機をかけるかもしれない。


本だって図書館でいくらでも借りる事ができる。

仕事に関する本を読まないという事は、急ぎで読みたい本も少なくなるだろう。


子供の習い事、経験を増やすイベント、家族旅行。
こういうモノは私が交渉するまでもなく、夫が躊躇なくでお金を出そうとする。

だから私が「お伺い」を立てる機会なんて、案外ないかもしれない。

それに「働かない」と言っても1分も働かないという前提ではない。

週単位でシフトが決められて、1日2時間からで、その場で完結するマックで働く気満々である(笑)

いや、そりゃあ沢山お金があった方が良いよ。
今の生活が成立したとしても、「将来の為に」「老後の為に」という発想もあるよ。

でもさ、時間とお金どっちが大事か?と言われたら…
圧倒的に時間。


新しく購入したネックレスはとても綺麗で、見ていると幸せな気分になれた。
でも、勿体なくて中々身につける事ができない(笑)


<昨日読んだ本コーナー>

試験的に、前日に「ヨンデミー!」のおすすめで子供達が読んだ本を記録してみる事にしました。
いつまで続くか分かりませんが、自分が読み返した時に楽しむ為に記録してみます(笑)

<次男>
母と子供の会話が可愛い、古いアメリカの絵本。

<長男>
教科書にも掲載されている有名作。

今日も有難うごさいました。


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なんでもやってみる母📕明日改名します
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