気まぐれボルケーノ
今日は1日『うんこミュージアム』のイベントスタッフとして働いてみた。
ちなみにこの展示会は福岡の某アミューズメント施設にて現在期間限定で開催されているものだ。
これまで接客の経験自体はあったものの
今回のように“団体の一員"という肩書きのみで業務をこなすのは今日が初めてだったと言える。
なぜなら今までに自分が経験してきた居酒屋や引っ越しのお仕事というのは
"スタッフの1人"としてのみならず"個人"としても自分自身を見てもらえるようなお仕事だったからである。
特に居酒屋の場合は
お客さんに直接名前で呼んでもらったりすることも多くそれなりに打ち解けてお話をすることが多かった。
それ程にはお客さんと打ち解けることはないものの、引っ越しのお仕事というのも1人のお客さんに対して少人数で担当する分、お客さんの意識も比較的スタッフ"1人1人"に意識が向かいやすいようなお仕事だった気がする。
なので今回は接客といえどそれらとは接客の前提が異なるので十分に初体験と言えるのではないだろうか。
加えて今日は、初体験としての緊張すら
誰からも全く求められていない、眼中に無いもののような気がして虚しく感じた。
(まあ、どちらにせよ僕にとっても緊張は
邪魔で一切不要なものでしかないのだが笑)
直前まで自分で何度もイメージ練習を繰り返した掛け声や説明すらもその場のお客さんからすれば注目物(うんこ)の単なる"背景"の1つでしかないのだなあ。
大勢のお客さんの前で1人でいくら元気にベラベラと説明をしたとしても、お客さんの眼には自分は映っているようで実際には映っていない。
あくまでもお客さんの意識はその説明物(うんこ)に向いている。
そしてその分逆に
緊張や噛みによる掛け声の失敗がいくら些細なものだとしてもお客さんの違和感の一大要因として辛い注目を浴びてしまうことになるんだと思い知った。
こんな感じで今日は
団体スタッフとしての「緊張や意思の発散場所」と「お客さんのリアルな意識」間のギャップを実際に体感し、久しぶりに"初体験らしい"初体験を経験出来た日だった。
このブログもせっかくなので"うんこ"の面白さに
便乗して本当は書く予定だったのだが
その単語を嫌というほど耳や口にし過ぎて今日は
これ以上その単語に意識を向けたくない。