「方法論」より「目的論」
それって意味ありますか?
そこから物事考えはじめてみようというのが大きなメッセージの本でした。
目的を深く考え抜く事で自分の本当の気持ちや、やりたい事の本質を理解できるようになるのだから、まずは目的から見ていこうてことですね。
最近は方法論に偏ってる風潮もある中で、
成果をすぐに求めていろんなノウハウを求める。それもいいけど一回止まってじっくりと考えるところから時間をかけることが定期的に必要だと
感じました。
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人間の欲求は好きから始まる
そもそも人間は低いレベルの欲求が満たされると次々と欲求が生まれてくるそうです(マズローの法則)
生理的欲求から承認欲求、自己実現欲求へと。
つまり何かしらの目的があるからこそ上を目指すし成長できる。
根底に好きだという欲求がないとスポーツは続かないということです。
じゃないとキツい練習とかに取り組んでいく理由が見つけられないですよ。少なくても私は。
この好き、上手くなりたい欲求が強ければ強いほど素晴らしい選手になる素質があるという事なんだと、この本を読んで今更ながら再確認できました。
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人生を豊かにするのも目的次第
つまりこの目的論をしっかりと理解すれば生活する上でというか自分の人生における目的を正しく設定していくことで豊かな暮らしを実現できるんじゃないか?
スポーツに置き換えたら、勝敗のみを目的に設定したら勝利以外意味なくなるけど、
プロセスやプレーしてるスポーツをする事で得られる能力、
『尊重』『勇気』『覚悟』『準備する重要性』
『楽しさ』などなどを目的にしたら…
見えてくるものが変わってくる。
得られるものは常にあるし成長できるということです。
もちろんスポーツで勝つことを目指すのは大切な部分です。が、
【勝つことは目標であって目的ではない】
ここが自分が1番納得した一文でした。
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今こうしてまとめて書いてると、この先の時代を生きるためにも役に立つ本だったなと思います。
常識を疑い考え、考え抜いて実行していくことで何かを達成したりできる。
そしてその原動力はやはり感謝だということを本書の中で書いてありました。
どんな著者もやはり感謝こそが幸せになるためにも成長のためにも最も必要なことだと述べてますね。
特別な能力なんていらないんですが、感謝すること…
ここまで読んでいただきありがとうございました!