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光の意味の「言葉狩り」
そういえばこの「光」ってのも、ネットミームの新しい言葉ですよね。「闇」の反対で「光」。……いや、それはそうなんだけど!それだけじゃ『言葉狩り』の前につくのはおかしいじゃん、ってね( ̄▽ ̄;)
分かりやすく言うと「陽キャ」「陰キャ」の人物以外に当てはめた版、です。陽キャ側が「光」で陰キャ側は「闇」
言葉狩りって良くない意味でしょ?刀狩りと一緒で、使用したいのに狩られて奪われるって感じ。主に差別的だーとかの理由で『その言葉ダメ』ってされたりする、アレ。
それは良くない意味なので「闇」。それに比べてこちらは「光」の言葉狩り!
今回読んだのは「ことばハンター: 国語辞典はこうつくる」(著/飯間浩明 ポプラ社)
めちゃくちゃ面白かった~~!最近児童書コーナーがお気に入り。分かりやすくて面白い本が沢山ある☆好き!
タイトルでわかる通り国語辞典を作っている人が「この言葉は辞典で説明するべきか?」という言葉を日々ハントして集め、会議などを経てそれらを辞典に載せたり載せなかったりするお仕事のことを児童向けに優しく教えてくれてる本です!
にのまえ以前にテレビで飯間さんが密着取材されてる番組を見たことがあって。それがすごく面白かったのと、舟を編むの実写映画も好きなので「飯間さんじゃん!」みたいな気持ちで手に取りました(о´∀`о)
舟を編むのアニメまだ見てないのよな~~💦見たいです。そのうち見ます!
何を隠そうにのまえは日本語が大好き。語源とかも好きだし現代語(ネットミーム含む)も大好き!ぬるぽとか現代語辞典に載るかという勢いだったのに一転死語と化してる感じも好き(笑)うぽつは残ってるのに。。。え、残ってるよね?!
ことばのハントは出典を大事にしていて、主に出版されているものから拾っていたり、街中に記述されているものから拾っている。
前者は新聞、小説、漫画など。街中は看板や張り紙などから。飯間さんが大事にされている「日常的に使われている」という面では街中から拾うのがより生活に密着してるといえる感じかな?
にのまえはTwitterや生配信してる人から新しい生きた言葉を知ることが多い気がする。流行りはすぐ廃れるものだけれど、流行ってみんなが使っていくうちに定着するものもある。
「嬉しみ」「しんどみ」などはそろそろ市民権得てきてる気がする。「悲しい」を『悲しみ』「ありがたい」を『ありがたみ』と言換えられる以上
「しんどい」を『しんどみ』と言うことを、にのまえはあんまり変に思わないのよな。別にいいじゃんって感じ(*´-`)
そういう流行から取り入れられた言葉に「ハンパない」とか「ヤバい」なんかがある。これらは新しい意味が辞書に載った例!すごい。
ことばは生き物、変わっていくし淘汰もされる。だからにのまえは言葉が好きなのかもー!
にのまえ生きてるものは結構なんでも好きなの。虫も動物も植物も、細胞とかも。ウイルスはまだあんまり触れてないから分かんないままだけど
母体内に胎児がいても異物として攻撃されないのはインフルエンザウイルス由来っていうのを聞いてからウイルスも興味の範囲内!なんじゃそりゃ、みたいなのが好きで面白いなって思っちゃう(°▽°)
生物の「生きる」ってことに貪欲で直向きでそれ故たまに「意味わからん!」みたいなことになるのが超好き。サピエンス全史いわく繁栄合戦は小麦の圧勝説みたいなの面白い(笑)
使う人の認識によって、同じ言葉でも響きかたが違う。それも言葉の面白さだし可能性だし、誤解の原因でもある。
使用例をたくさん知って、話す中での温度感も知って。みんながより良く使っていけたらいいよね!
言葉は便利で魅力的な道具だからこそ、ちゃんと個々が磨いて価値を定めていけたら素敵だな(∩ˊ꒳ˋ∩)・*
辞書ごとに個性があるのも面白いから読み比べしたいなー!言葉、単語、文節それぞれに色んな側面があることを知っておくのも「磨き方」のひとつ、ですよね☆
とっても興味深くて面白い本でした!そして児童書なのですんごく優しかった(*^^*)
もっと大人向けの飯間さんの本も読んでみたいですーー☆