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覚醒の話

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古典や書籍を読んでの感想や人生体験から悟ったことの話。
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記事一覧

覚醒の話43 精神の貧しさを治すことはできない(1,034文字)

以下、ダイソーミニミニ辞典シリーズ『世界の名言名句』より引用 財産の貧乏を治すことはたや…

紫山
1か月前
27

覚醒の話42 離見(りけん)の見(けん)について(666文字)

離見の見とは、世阿弥の能楽論で、演者が演技をしている自分を離れて観客の立場で己の姿を見る…

紫山
1か月前
34

覚醒の話41 ゆっくりリズムが大事かな(909文字)

以前に『「ゆっくり動く」と人生が変わる』という本を読んだことがあります。 順天堂大学教授…

紫山
1か月前
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覚醒の話40 甘水(かんすい)は先ずつく 能力ある人は要注意(906文字)

以下、PHP文庫 中国古典百言百話 6『老子・荘子』守屋 洋著より引用。 直木(ちょくぼく)…

紫山
1か月前
25

覚醒の話39 やられたらやり返す (675文字)

昨年のある日、NHKの「プロジェクトX」という番組を見ました。 私はこの番組が好きでよく見る…

紫山
1か月前
23

覚醒の話38 自分に適した分野と合ったやり方で(726文字)

『何度転んでも立ち上がれ』 『過去の自分を超えてゆけ』 以前、走る電車の中から見かけた、…

紫山
1か月前
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覚醒の話37 見習うべきかな外国人(550文字)

先日、電車で帰宅するときのことです。 自宅の最寄り駅までの乗車時間は約40分ほどかかるので、できれば座って帰りたいといつも思っています。 駅のホームから車内に乗り込んだ際、一席空いていたのですが、その席の上にはファーストフードを食べ終えたあとに残された紙などのゴミクズが無造作にいくつも置かれていました。 私は横目でそれらのゴミを見ながら、すぐそばの吊革に摑まって立っていました。 そこへ、若いイケメンの外人が現れて、ちょっと考えた様子でしたが、持っていた紙袋にそれらのゴミ

覚醒の話36 好死(こうし)は悪活(あっかつ)に如かず -死に急がないように-(1,…

以下、『中国古典 一日一言』PHP文庫 守屋 洋著より引用 好死は悪活に如かず『通俗編』 「…

紫山
1か月前
19

覚醒の話35 「Do What You Love」  好きなことをしてください   (1,501文字)

おわかりの方も多いとは思うが、この英文は「好きなことをしてください」という意味です。 作…

紫山
1か月前
50

覚醒の話34 喉元過ぎれば熱さを忘れる -大転換のときかも- (1,259文字)

有名な諺ですので、あえて説明は省きますが、この諺ほど私の胸に刺さるものもないです。 軽率…

紫山
1か月前
29

覚醒の話33 腹立つ自転車屋の主からの学び(957文字)

家の近くに一件の自転車屋があります。 正確には、バイクも扱うので自転車屋ではないが、自転…

紫山
1か月前
19

覚醒の話32 非組織型人間の道  (1028文字)

社会の中で生きていると、ある程度、協調の精神がないとやっていけない部分があるので、非組織…

紫山
1年前
27

覚醒の話31 人はすべからく事上に在って磨くべし (896文字)

以下、PHP文庫 守屋洋著「中国古典一日一言」より一部引用です。 人はすべからく事上に在っ…

紫山
1年前
22

覚醒の話30 安定のあと     (695文字)

「安心-それが人間の最も身近にいる敵である」  これはシェイクスピアの言葉です。 安心するという状態になると、人間はどうしても、気の緩みが出てきて油断をし、そこから思わぬ災いを招いてしまうという可能性があります。 「蟻の穴から堤も崩れる」のように、初めは小さな事からです。 「油断大敵」と、日本の諺でも言われていますが、安定し安心した状態は、何かの拍子にそれが不安定な状態へと変わっていくことがあります。 変わりばえのしない毎日の仕事や家庭、変化のない同じような日々を過ごし