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覚醒の話25 散歩の効用     (545文字)

気が滅入ってしまって、どうにもならないときがあります。
本を読もうと思っても、ページがはかどらず、イライラと焦るばかりのとき。
何かを書こうとしても、書くべきことが浮かばずに、気が乗らないとき。
ネット上の動画を見ても、ちっとも面白くはなく、時計ばかりが気になるとき。

私はそういうとき、近くの「みさと公園」まで散歩に出て、自然の気に触れてみます。
とにかく家から出て、外の世界との交流を持ってみるのがいい。

時計をはめ、デジカメを持ち、ズック靴を履いて玄関を出て、自転車に乗る。

公園に着いたら、宇宙の息吹が満ちていると思って、新鮮な空気を体いっぱいに吸う。
体の中から弱った気を全部出し切るように思って、吐く。
地面から、目に見えない大地のパワーを受けていると思って、歩く。
川の流れや木々の緑は、全て心の世界を一掃してくれるものと思って、見る。

そういう感覚で、自然に溢れた公園の中を何周かほど歩くと、不思議と元気が蘇ってきて、にわかにやる気が復活してきたように感じるのです。

この散歩は、よく本にも書いてあることですし、現在の成功者がよくやっているとして紹介されていることでもあります。

これは何度やってもお金のかからない、元気回復法だと思います。
ベートーベンも、よく森を散策して、曲の構想を練ったそうです。


みさと公園風景

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