大切な人は大切にできるうちに大切にする
「推しは推せるときに推せ」
というが、身近にいる人もそうだと思う。
こう考えているのも、実家の家族が他県(日本海側)に引っ越したことがきっかけ。
「離れると大切さに気付く」
というのは実感として正しい。
よくある例だと、実家を出てから今まで両親が自分のためにしてくれたことの大きさに初めて気がついた、とか。
だから、定期的に「実感デー」をつくり
・母の話は目をみて聞くとか、
・弟たちには近況をアレコレ質問したりとか、
・無口な父にも話しかけるとか、私なりに家族を大切にしていたはず。
それでも、地理的に距離が遠くなると一層、家族が大好きだなぁ……という気持ちが増してくるから、この心情はどうしようもないとすら思える。
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もちろん何事も変化はつきものだから、
程度の差はあれ、離れるときはくる。
そのときは、さみしさを感じたとしても
後悔はしたくないなと思っている。
このことが「幸せになる勇気」の中にも、
まさに!という形でか書かれていた。
"「最良の別れ」に向けた不断の努力"
といえば母が昔、
父とケンカしたとしても「行ってらっしゃい」の挨拶だけはきちんとする。だって万が一、これが最期になったら必ず後悔するから。
と言ってたのが印象的で、これもその努力の一つかもしれないなと思った。
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今年は長岡花火に行った。
実は、過去に何度か遠くから見たことはあったけど、有料席からみるのは別格だった。
音楽に合わせて花火が上がっていたことも、今年初めて知った。
なにより、そのあと家族の新居であたたかい時間を過ごせて自慢の家族だなぁと心から思った。
距離は遠くなったけれど、意識的に会う機会を自分から作っていきたい。
P.S.
ハーバード大学の長期的な幸福研究の成果として、ついつい後回しにされがちな「人間関係の大切さ」を説いた本がおもしろい。
本屋さんで「大切な人に贈りたい本No.1」と紹介されていたのが、こちら(わかる)。
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