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〜世界旅行23日目〜 37000歩歩いたローマ。コロッセオ、サン・ピエトロ大聖堂に涙。

全ての道はローマに通ず。

僕たちも通じて通じて遂にローマを
旅する日が来た。

今日は37000歩歩いて、ローマ中をまわりにまわった。
しかも、10kgの荷物を抱えながら。。

そんな若いうちしかできないであろう
貧乏大学生による
ハードワークローマ旅をどうぞご覧あれ。

初めに向かった先はバチカン市国。
もちろんお目当ては
サン・ピエトロ大聖堂である。

こちら早朝に行くと
ミサと呼ばれるキリスト教の最後の晩餐を
祝福する年に1回のでかい儀式をしていた。
その儀式が終わるまで中には入れないとのこと。ついてねええええ。

しかし、外から見てもものすごい迫力。


聖堂の中には夕方ぐらいに改めて行くことにした。

次に向かった先は
サンタンジェロ城。

古代ローマ時代には
ローマ皇帝ハドリアヌスの墓として、
中世には要塞として使われたらしい。

外見も鉄壁の要塞という感じがしてかっこいい。
ちなみに、ワンピースのインペルダウンのモデルらしい。

その前にあるサンタンジェロ橋には天使像がならんでおり美しい、、、

何度見ても彫刻はすごい。
そこら中にあるのがバグってる。

歩いているだけで美しい歴史的な建築物が常に並ぶローマ。

既に大満足かもしれない。

次に向かった先はナヴォーナ広場。
1番目立っていたのは四大河の噴水。
中央にはオベリスクがそびえ立っており、
その周りを世界の四大河川である
ナイル川、ガンジス川、ドナウ川、ラプラタ川を擬人化した4体の彫刻が並んでいる。

次は、近くに行きたいジェラートショップがあったので寄ってみることに。
こちらのお店↓

店員さんに1番人気のフレーバーを聞くと、
「全部一番人気だぜ」
と自信満々の答えが。
愚問だったな、、、

選べないて、、、

僕は、ブラウニー、ピスタチオクリーム、ティラミスを選んだ。
かなりたっぷり乗せてくれる。
小学生の頃のサーティワンでのハイテンションが
回帰された。

下段のピスタチオを覆うほどのボリューム

モチモチだが、こってりしすぎていないので
パクパク食べることが出来る。
確かに、選んだ全ての味、1番人気と言われても納得してしまう。

ジェラートで小腹満たしが終わったあとは
パンテオンに向かう。

狭い道を進んでいると急に現れた。

迫力!!!!

2000年以上前に建てられた
ローマの中でも最も保存状態の良い建築らしい。

たしかにこれが2000年前に建てられたとは
信じ難い、、、

そのくらいどしっっと
構えている立派な神殿だった。

この頑丈な構造は西洋建築で大変評価され、
今でもこの構造に習っている建築物があるらしい。すげえ。

僕たちはどんどん進んでいく。
次はローマの休日の撮影地としても有名な
トレヴィの泉。

写真を撮るためにものすごい人だかりだった。
近くで写真を撮るために15分ほど並ぶ必要がある。

ネプチューンさんいますね。

水の色、流れがものすごく綺麗で
後ろの彫刻の美しさを引き立たせていた。

トレヴィとはラテン語で3本の道を表しているらしく、その道に交わっているため、トレヴィの泉という名前がついた。

元々は単なる観光名所ではなく、
紀元前19年ではローマの水道システムの一部として生活を支えていた重要な役割を担っていたらしい。

このときで既に歩数10000歩を超え、
ヘトヘトだったのでご飯を食べることに。
選ばれたのはここ↓

Googleレビューも20000を超えていて超人気店みたいな感じ。お値段も写真で見ると安めだったためここにした。

しかし行ってみると
カルボナーラの値段は16€とちょいお高め。
そしてほとんどのお客さんが日本人か韓国人だった。
僕たちとしてはイタリア人が選ぶ人気店に行ってみたかったため、ちょっとがっかり。

着麺!!

カルボナーラは
けっこう塩気が強く、食べ切るのに精一杯だった。味は美味しいけど、ほんとにしんどい。

ピザはイタリアのピザとしては珍しく!生地が分厚めで、ミニトマトが丸ごと乗っているのがビックリだった。

正直、超人気店なのか、、?という感じではあったが、美味しかったからまあいっか!!

その後は今日のメイン。
コロッセオに向かっていく!

コロッセオのチケットはまじで予約必須。

僕たちは昨日のバスの中で気づき、急いで予約した。その時には、14:45入場がたった8枚しか残っていなかった。あっぶね。

当日はチケット売り場に大行列。
まじでよかったああ。

まずは外からのコロッセオさん。

いい写真撮れたヨ

なんというか、、
紀元80年にこれが作られたのも衝撃だし、
デザインもかっこいいし、
ローマの中でも他の建築物を圧倒する迫力があった。

早速中に入ってみる。

凄まじい光景が広がる。

コロッセオに行く人。
絶対にチケットは買った方がいい。

ここに行くと当時の想像が膨らみまくる。

剣闘士が戦っていたのか。
ライオンとか象が戦っていたのか。
それにこの会場いっぱいいっぱいの観客が
熱狂していたのか。


そんな想像をするだけで本当に面白いし、
そんな想像はここでしか出来ない。
中でしかできない。

18€とお値段は高いが、
それ以上、数倍の価値がある。

コロッセオには面白い背景や歴史も沢山ある。

その中で印象に残っているものは
観客や皇帝が敗北者の死を決めることができるというシステム

戦い終わって負けたあと、
腕を上に上げたら、生き残ることができ、
腕を下に下げたら、殺される。

そしてそれに熱狂しているという人間の本能をえぐってくるサディストなシステムだ。

人権がどうだこうだ言われている今では考えられない世界線。
しかし、倫理的にダメだとわかっていても正直、その熱い闘いを見てみたいと思う自分がいる。それがなによりも本能を掻き立てている証拠だと思う。

当時の剣闘士は本当に勇敢だと思う。
勝てば一生遊んで暮らせるほどの金が貰えたらしい。

この旅の中でも最高峰に好きなコロッセオの後は
午前中に見ることができなかった
サン・ピエトロ大聖堂に行く。

この時点で歩数はとっくに30000歩を超えている。やばすぎ!!!まだ17時とか。

サン・ピエトロ大聖堂の中には無料で入れる。
ありがてえ!!!

世界最高峰のカトリック教会。
いちばん美しい教会とも言われる。
どんなものなのか。
中に入ると、人智を超えた空間が広がっていた。

人生で見た人が作ったものの中で間違いなく、迷いなく、1番完成度が高く、美しいと言える

僕自身、宗教的なものはあまり触れてこなかった人間なので、神を信じることがまだよく分からなかったのだが、ここに来ると、

「ほんとに神っているんだろうな、、、」

と思わせられた。

ユダヤ教というほんの小さな宗教が
徐々に多くの人に信じられ、このようなパワーにありふれる空間を作り出した。

半端ない。マジで半端ない。
美しい。マジで美しい。

絶対に見に行って欲しい。
絶対に見に行って欲しい。
(大事なこと2回言うタイプ)feat tohji。

コロッセオ、サン・ピエトロ大聖堂に心を打たれまくった僕たちは口をあんぐり開けたまま、バチカン市国を出て、地下鉄の駅に向かう。

夜行バスの時間が1時なので
ふらっと見つけたレストランに入ることに。
↓詳細

中国人のオーナーさんがしているお店で
すごくフレンドリーだった。

僕たちはサーモンピザをシェアし、
個人的にはエビリゾットをオーダー。

お腹すいてる人すみません。

ここのピザが!!!
まじで!!!
芸術!!!

これはただのサーモンピザではない。

サーモンの
サーモンによる
サーモンのための
ピザ!!!

生地のトマトとチーズがサーモンの味を最大限にまで引き立てていて、口の中に入れた瞬間、人気ボーカルサーモンさんによるロックバンドの演奏が始まる。

マジですんごいから近くに行く際は食べて欲しい味。

サービスもすごく良いし超オススメ店。

周りもイタリアの方しか居なかったから知る人ぞ知る感もある。

値段も安め。

最強!!!

そんなこんなで37000歩歩いて足の感覚が無い僕たちは夜行バスのターミナルに到着。

もうヘトヘトで待っている間2時間、ベンチで寝てしまっていた。

今日は度の中でも最も充実した心動かされる1日だったかもしれない。

夜行バス10時間!
ぐっすり寝ていきたいと思います!

では!明日からはヴェネツィア編です!

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