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家族ともっと自然体で過ごせるなら|つれづれなるエッセイ
友人の言葉を聞いていて、どうしても姉のうつ時代のことを思い出し、ちょっとうるっと来た話を書き残したい。
そもそも当時の記憶は思い出そうとしても思い出せないけど、私が今まで思っていたよりも、自分にとっても家族にとってもつらく苦しい数年だったのは間違いない。
私の感覚としては、その時期を「乗り越えた」というのは違う。
当時、中~高校生だった私は、見ない・聞かない・言わないをして「落ち着くのを待っ
幻想 ~一年ぶりに再会したけれど~|つれづれなるエッセイ
別れたからには元気でやっていておくれ
という願いは叶っていてほしかった
会う前、私は彼に期待していた
別れた当時より
元気でいてくれることを
楽しそうにいてくれることを
穏やかにしてくれていることを
精力的であることを
一緒に暮らしていて
疎ましく思っていたこの私と
別れたのだから
別れたからには
元気でやっていておくれと
それくらいは願わさせてほしいと
そう願っていたということが
別れ
賞賛になんて返す?|つれづれなるエッセイ
先日はじめて自分の顔の肌の状態をスコープで見せてもらった。
そしたら思いのほか肌組織は比較的きれいに整っているように見受けられ、
対応してくれた人にも
「こんなにきれいな肌の人はじめてです」
って言われたのだ。
え?本当か?
いやいや、この人はお世辞を言ってるんだよ
でも確かに最近気を使うようになったから…
でも冬だし乾燥してるし、
だって毛穴目立つし、赤ら顔だし、ごにょごにょ…(割愛
なんとなく察する、じゃなくてちゃんと聞いてみたい2023年|つれづれなるエッセイ
『相手に言いたいことがあるのに言えない。』
これは私の人生の課題と思っていることのひとつ。
自分が我慢すればいいや
これを言うと波風立って面倒になるから言わない
説明したくてもちゃんと聞いてくれない、理解してくれない
…なんていままでよく思ってきた。
でもね、29歳の今、思うんです。
言いたいことを言えない状況ってきっと、
自分の自信のなさから生まれた、防衛反応なんだろう。って。
年末年始は世の中との距離感がバグる|つれづれなるエッセイ
年末年始は世の中と自分の距離感がバグる。
わけもなく世の中に対していつもより親しみを感じるのと同時によそよそしさも感じる。
なんだかたまたま会った知らない人に親切にしたいような、話しかけたいような、朗らかでいたいような。でも年末の賑わいや高揚感から一歩距離をとって、白々しくいたいような気もするのだ。
実際こんなことがあった。
実家に帰る前に駅直結のショッピングビルに入ってみると、催事