茶の湯の本たち #100 茶の湯の銘 禅のことば (淡交新書)
読み易さ ☆ (三点満点中)
やはり禅語は難しいので、読みやすさは星一つです。ただ、心惹かれる言葉が多いです。
孤雲本無心
意味は孤高の雲は本来、何のこだわりも持たない ということです。空を眺めてこの言葉を思い出せると心が軽くなりそうです。
このシリーズについて
茶道初心者が茶道の本を紹介する記事です。ほぼ自分のメモがわりです。
本記事では、茶道の初心者向けのおすすめ本を紹介します。
本の中身と関係ないことがほとんどです。
今回の本はこちら
おすすめポイント
気になる禅語をピックアップします。
しかし、そもそも茶の湯で銘として禅語を使うシチュエーションがどのようなものなのか、イメージがつきません。お軸での利用が多そうです。
孤雲本無心 (孤高の雲は本来、何のこだわりも持たない)
三昧・・一行三昧
直心・・直心是道場
色即是空
自然・・結果自然成(あるがままで真実の姿があらわれていること)
春水・・春風春水一時来 (春の風と春の水が同時にやってくる。変化が急に起こること)
達磨・・面壁達磨
無限・・遠山無限碧層層 (遠山限り無し碧層層 広大で果てしない山々の緑が幾重にも重なり続く風景)
清風・・明月清風
仏教用語なので使い方を学ばないとだめです
読んで思ったこと
これまでにご紹介した禅語関係の本はこちらです
以下の書籍には、利休の師匠は本来辻玄哉であったが、茶の湯と禅宗の結びつきを強調するために武野紹鴎が師として語られるようになった、という話が記載されています。
ふとした時に思い出したい言葉
|孤雲本無心《こうんもとむしん》
孤高の雲は本来、何のこだわりも持たない
以上、ご覧いただきありがとうございます 😃
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