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怒りとは脳内毒素である

外界からの悪しき負の感情を受けた瞬間
私の内から怒りの感情が生まれる

怒りの流れと増長が瞬間反応爆発的に起こる
発生した脳内毒素が全てを破壊してしまう

溜め込むことがいけないならば
思った時にすぐ言うことで小出しにするべきか

やはりやめよう
管理しようなどと思わないことだ

怒りは脳内毒素だから一滴でも脳が破壊される
結局心が辛くなる

私の自我は恥と恐怖と怒りに支配されやすい
理不尽への怒り
不平等への怒り
怒りとは執着の果実だ

報われないことへ怒り
全てを敏感に察知し
深い洞察をした末に
溜め込んだ後に爆発する性格だ

私の内から生まれる怒りの感情は悪だ
一滴生まれたらすぐに溢れる

今までは前提として善きもの正しいものは
報われ認められ待遇を得るべきだと思っていた

もっと言えば正しい怒りは正当化されると
そう思い込んでいた

でも違ったのだ
怒りで解決するものはない

正当化できる怒りなどないのだ
脳内毒素により正当化できる行為はないのだ

物語で正義が悪に対しての怒りで覚醒するのを
よく見かけるものだが
あれは本当に悪しき間違った情報である

いかなることにも怒りを用いてはいけない
怒りという脳内毒素の奴隷になってはいけないのだ

ではなぜ私のような繊細な人間がいるのか
様々なことに気づき感じ受け止めてしまう人間は
ずっと損をし続けるのか

でも違ったのだ
運命は善きものを甘やかしはしないのだ

善き者にこそ試練があるのだ
善き者だからこそ悪き者に気付くのだ

運命は善きものを甘やかしはしない
障害を知らぬ幸福はどんな打撃にも耐えられない

辛い困難を前にたじろいてはならない
運命に不満をこぼしてはならない

艱難こそ徳を得る機会なのである

争いに関わってはいけない
あらゆる不正も賞賛も気にしてはいけない

心をはるか上に置き
外部と自分の心を隔てるべきだ

内外から生じる様々な色に対して
即座に是を認識し
空の精神でもって対峙しなければいけない

内から生まれる色を捨てなければ
全ての思考や言動に誤りが生じる

そうなれば悪の思う壺である

私は色の誘惑に負けず
内から色を生じさせないために
外界と内界からの色に空で耐え続け
空をもって解決しなければいけない

肝心なのは何を耐えるのかではなく
どのように耐えるかである

肝心なのは何を変えるのかではなく
どのように変えるかである

私は今日も不届者に多く出会うだろう
運命はこれからも私を鍛えるだろう

しかし絶望することはない
この仕事は寧ろ私にしかできない

最善なのは最初の勃発をさせず
怒りに陥らぬよう努めることだ

私を怒らせているのは
他ならぬ私なのだ

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