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自律神経とメンタル
おはようございます!
仙台で活動しています、ケイシンカイロプラクティックのモスです!
本日は「自律神経とメンタル」について
書いていきたいと思います。
「ストレスが溜まると体調が悪くなる」「気分が落ち込むと眠れなくなる」
こうした経験はありませんか?
これは 自律神経とメンタル(心の健康)が密接に関係している証拠 です。
自律神経は 交感神経(緊張・興奮) と 副交感神経(リラックス・回復) のバランスを取りながら、私たちの身体と心を調整しています。
しかし、ストレスや生活習慣の乱れによってこのバランスが崩れると、心の不調(不安・うつ・イライラ)や体の不調(疲れ・不眠・動悸) などが起こります。
そこで今回は、自律神経とメンタルの関係を科学的に解説し、なぜ自律神経の乱れがメンタルに影響を与えるのかを分かりやすく説明します。
1.自律神経がメンタルに与える影響
① 交感神経が過剰になると…
交感神経が過剰に働くと、「常に緊張モード」 になり、メンタルに悪影響を及ぼします。
☆不安感の増加
交感神経が優位な状態が続くと、脳内で ノルアドレナリン という興奮物質が増加し、不安感や焦燥感を感じやすくなります。
☆イライラ・攻撃的になる
ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌が増え、感情をコントロールしにくくなります。
☆睡眠障害(不眠・中途覚醒)
交感神経が優位だと、寝つきが悪くなり、夜中に何度も目が覚めることがあります。
☆うつ状態になりやすい
長期間、交感神経が優位な状態が続くと セロトニン(幸せホルモン)が減少 し、気分の落ち込みにつながります。
② 副交感神経が過剰になると…
逆に、副交感神経が過剰に働くと、「活動するエネルギーが不足」 し、メンタルの不調を引き起こします。
☆やる気が出ない・倦怠感
☆集中力が低下し、ぼんやりする
☆気分が沈み、うつ傾向になる
副交感神経が強くなりすぎると 身体のエネルギーが低下し、無気力や抑うつ状態につながる のです。
2.自律神経が乱れやすい人の特徴
次のような人は、自律神経のバランスが乱れやすく、メンタル不調を感じやすい傾向があります。
☆完璧主義・真面目な性格
責任感が強く、ストレスを抱え込みやすい人は、交感神経が過剰になりやすい。
☆ストレスが多い環境にいる
仕事・家庭・人間関係などで慢性的にストレスを感じていると、自律神経が乱れやすい。
☆睡眠不足・夜型生活
睡眠不足は自律神経のバランスを崩し、メンタルの安定を妨げる。
☆スマホ・PCの使いすぎ
夜遅くまでブルーライトを浴びると、交感神経が活性化し、不安感やイライラが増す。
☆運動不足
適度な運動をしないと、副交感神経の働きが低下し、リラックスしにくくなる。
☆カフェイン・アルコールの過剰摂取
カフェインは交感神経を刺激し、アルコールは副交感神経を過剰に働かせるため、自律神経が乱れやすくなる。
[おさらい]
☆自律神経はメンタルと深く関係している
☆交感神経が優位だと「不安・イライラ・不眠」に、 副交感神経が優位だと「無気力・抑うつ」に
☆ストレス・生活習慣の乱れ・睡眠不足が自律神経のバランスを崩す
つまり、メンタルを安定させるためには 自律神経のバランスを整えることが重要 です。
そこで次回からは
「メンタルを安定化するのに
すべき事」
について書いていきたいと思います!
本日も最後までお読み頂きありがとうございました!