#020 「詩を書く少年」/三島由紀夫 読書ノート〜
2023年9月のLectioの純文学読書会にて、三島由紀夫の『詩を書く少年』という短編小説を読みました。
今回、自分が読んだ時の感想について書いておきたいと思います。
読んでから感想を書くまで大分時間がかかったなと思います。忙しかったのもありますが、色々考えることが出てきて中々言葉にするのが難しかった…。
この前月には、同じく三島由紀夫の『海と夕焼』を読みました。そこでは、信仰や奇跡の待望とその現実による挫折が描かれていました。作品の語りはその挫折を「不思議」と表現してい