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科学の子(2024/11/17〜23)

今週のエッセイ

鉄腕アトムのことを思い出したのは、先日、詩人の谷川俊太郎さんの訃報を知ったときだ。
子供の頃からよく知っているあの主題歌を作詞したのが、谷川俊太郎さんであると知ったからだ。

「科学の子」と言う歌詞がなんだか好きだ。

科学の子たる所以の七つの力。
かっこいい。
七つの力ってところでなんだろう。

Wikipediaによれば、何度もリメイクされる中で、多少変化しているらしい。

原作版では次の通り。

1 善悪を見分けられる電子頭脳。後に「よい人とわるい人の見分けがつく」に変更され、電子頭脳も頭部から胴体へ変更された。
2 60か国語を話せる人工声帯。
3 聴力は1千倍
4 涙も出るサーチライトの目。
5 10万馬力の原子力モーター。
6 足のジェットエンジン。最大マッハ5(マッハ10とも)で空を飛ぶ。宇宙空間ではロケットに切り替わり最大マッハ20で飛ぶ。
7 鼻がアンテナ。鼻が伸びて送信アンテナに。

Wikipedia

正直、割としょぼい印象。
モーター、エンジン、サーチライト、アンテナなど、自動車のカタログのようだ。
善悪を見分けられる電子頭脳だけは、飛び抜けて凄みを感じる。何しろ漫画なので判断を決して間違えないだろう。

1963年のアニメ第1作では、かなり趣が変わってくる。

1 どんな計算も1秒でできる電子頭脳。
2 60か国語を話せる人工声帯。
3 普通の1000倍も聞こえる聴力。2000万ヘルツ[注 11]の超音波を聞き取ることも出来る。
4 サーチライトの目。
5 10万馬力の原子力モーター。
6 足のジェットエンジン。
7 お尻からマシンガン。1秒間に500発撃てる。

Wikipedia

鼻のアンテナと言うのはさすがに迫力がないと思ったのか、なくなっている。通信機能はなくなったのだろうか。地味だけど便利だぞ通信機能。
代わりにお尻のマシンガン。武器を搭載している。
戦うロボットになってしまった。つまり設計者がそう言う意図で作ったことになる。
電子頭脳は善悪を見分ける機能がなくなっていて、単なる計算機に。
善悪を見分けられない自立型ロボットに武器を搭載しているのは怖い。

その後のリメイクでも一貫して武器は搭載されている。

戦争中の記憶もまだ新しい日本で作られた、善悪を理解する心優しき科学の子だったはずのアトム。そこには戦争の道具を作りたくないと言う原作者の意図があったのではないか。
その後、平和と言えるかどうかはわからないが、ともあれ戦地になることなく数十年を経過した日本。戦争の恐怖が忘れられ、武器を作ることへの忌避感が薄れているのだろうか。

今週の体重・体脂肪率

体重計が突然壊れて、買い直したら、体脂肪率が高くなってしまった。

今週のランニング

原因不明の咳が続いていて、あまり走れていない。

日曜日 8:34〜9:27,50分29秒,8.28km,6‘06“/km
火曜日 16:48〜17:08,20分06秒,3.50km,5’44”/km
土曜日 7:45〜8:37,47分46秒,8.15km,5‘51“/km

今週のランチ

日曜日 シラスと卵そぼろの丼

残っていたものをバラバラのせて丼風に。とても美味しい。

月曜日 豚肉の塩麹焼き

出張に来ていた人たちを連れてランチ。アジアンが食べたいと言うのでタイ料理店に向かっていたら、辛いものが苦手と言う人が出てきて、結局隣の和食店。サラダの他に肉に水菜がトッピングされていて、大量の水菜を食べることになる。

火曜日 チキンカツカレー

金沢風のチキンカツカレー。初めてチーズをトッピングしてみたら美味しかった。

水曜日 カレーパンと卵サンド

写真だとコロッケのように見えるが、カレーパン。

木曜日 弁当

妻の作ってくれた弁当。秋刀魚の蒲焼きカレー風味、ホタテとほうれん草とコーンの炒め物、ナスの炒め物、竹輪の磯部焼き、ゆで卵。

金曜日 海老ワンタン麺

初めての店。ワンタンの中にエビの身が入った海老ワンタン。さらに桜エビもトッピングされていて、海老欲を満たせる。

土曜日 焼きそば

先日発明したボイルキャベツをトッピングする方式の焼きそば。とても美味しい。

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