いつもあなたのそばに文学を

文芸サークル「いつもあなたのそばに文学を」と申します! 文芸誌を作ったり、読書会を開い…

いつもあなたのそばに文学を

文芸サークル「いつもあなたのそばに文学を」と申します! 文芸誌を作ったり、読書会を開いたり、子ども向け読書イベントを開いたり……しているサークルです。 こちらでは、皆さんと文学作品をより楽しむことが出来るようになりそうな連載記事の投稿を中心に行っております。

マガジン

  • 徒然文学日記

    随筆等を参考に、作家さん達のエピソードを漫画化する企画です。 エピソード探し&編集 深川文(Twitter:@side_byyour)無題さん(Twitter:@no_title_528)でお送りしております。 漫画で読んでみたいエピソードや何かお気づきの点がございましたら、literature.byyour.side@gmail.comまでご連絡ください。

  • 文芸誌『いつもあなたのそばに文学を』第一号

  • 大学生の文学雑録

    千葉さん(Twitter:@u5ee9lCmWeLuYO0)によります、古書や古本屋さんに関するエッセイです。

  • いつもあなたのそばに文学を 活動まとめ

    文芸サークル「いつもあなたのそばに文学を」の活動報告をまとめました。

  • 言の葉レガート

    音楽×文学の連載記事。 音楽と文学をこよなく愛する金川めいさんとの文学作品と音楽の旅をお届けします。

最近の記事

  • 固定された記事

[告知] 10/5 あきのえほんまつり

<開催日時> 日時:2024年 10月 5日(土)10:00~11:00 場所:熊本市子ども文化会館 2階 会議室B ※会館専用駐車場がございませんので、公共交通機関、または近くのパーキングエリアをご利用ください。 対象:(目安)3歳~小学校低学年 内容:絵本の内容をモチーフにした縁日 参加費無料! ― おはなし ―  ここは「えほんのまち」。「えほんのまち」には、えほんにとうじょうするお友だちが住んでいます。  「えほんのまち」のみんなはとってもなかよし!  いつもえ

    • 季節の文学―9月のブックリスト―

      (文責:深川文) ―地図には載っていないけれど、行きたいと心から願えばたどり着くブック   カフェ『栞』。  ドアを開けばいつも、やわらかなお菓子と珈琲の香りに包まれる。優しい   オーナーはいつも、あなたにぴったりのメニューを紹介してくれます。  大丈夫、文学は心の故郷だから。どんなあなたも受け止めてそっと癒やし  てくれるから。  さあ、ブックカフェ『栞』本日も開店です。―  久しぶりだね。まだまだ暑い日が続くね。  それでも8月が終わった瞬間、夏が終わったって気持ちに

      • 文学紀行in川内まごころ文学館

        文責:深川文  8月25日(里見弴生誕記念展示「父の郷里にて」最終日!)に、川内まごころ文学館にお邪魔してきました。  実は川内まごころ文学館、私が大学で文学を勉強したい、みんなで文学を楽しむことの出来る活動がしたいと強く思うきっかけになった文学館です!私は高校生の頃に、川内まごころ文学館で学芸員の方にインタビューをさせていただいたことがあります。その際、学芸員の方の文学に対する考え方や熱い想いが印象的で、「私も大好きな文学をつないでいくことの出来る人になりたい!」と思うよ

        • SUMMER LITERATURE FESTIVAL!             ― 屋台(文学ゆかりの食べ物)編―

          (文責:深川文) ※この話はフィクションです。(料理はおうちで調理しておいしくいただきました) 8月もいよいよ終わり! 秋の気配がだんだんと近づき始める時期になりました。 こちらでは夏の終わりを楽しむために『SUMMER LITERATURE FESTIVAL!』が開催されています。 今年の夏の思い出を文学と一緒に作ってみませんか? さて、今私がいるところにはずらりと屋台が並んでいます! こちらの屋台、焼きそばやわたがし、りんご飴と夏祭りの定番屋台はもちろんございますが、

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        [告知] 10/5 あきのえほんまつり

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        • 徒然文学日記
          2本
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          6本
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        • いつもあなたのそばに文学を 活動まとめ
          3本
        • 言の葉レガート
          2本

        記事

          空想博物館① 地下一階―プラネタリウム―

          案内人:紬 ― 宮沢賢治の誕生日に添えて ― ※ この記事はインターネットや本を参考に書かれた記事です。筆者は地学を専門としていないため、誤りもあると思います。もし、何かお気づきの点がございましたら、お手数をおかけしてしまい、大変恐縮ですが、meil:literature.byyour.side@gmail.comまでご連絡ください。 本日の一曲(読書のおともにどうぞ♪):https://www.youtube.com/watch?v=waz0YopWY28  ランタン

          空想博物館① 地下一階―プラネタリウム―

          文学紀行in京都 1日目―宇治と伏見―

          文責:深川文 文芸サークル「いつもあなたのそばに文学を」アカウント中の人こと、深川文は8月11日~14日に京都に行ってきました🚅 『光る君へ』が放送されていることや大学の授業で日本文学を学ぶ機会が増えたこともあり、ずっと憧れの地だった京都! 観光雑誌を見つつ、毎日ワクワクしていました✨ 今回は、人生初の京都にウキウキだった中の人の様子をお送りしたいなと思います♪ 本日の一冊 里見弴『若き日の旅』 里見弴、志賀直哉、木下利玄の三人の楽しく愉快な旅日記。 修学旅行生を見ている

          文学紀行in京都 1日目―宇治と伏見―

          言の葉レガート③

          童謡のせかい―『虫の声』と『里の秋』 文責:金川めい 皆さんこんばんは。 言の葉レガートのお時間になりました。 毎日溶けてしまいそうな暑さですが、皆さんは体調など崩しておりませんでしょうか。私は、夕立の中でも懸命に鳴き続ける蝉の声を聞いて、「すごいなぁ、私も頑張らなきゃな~」と夏バテ状態の自分を叱咤しているところです。 ではそんな今夜も、皆さんの文学あるいは音楽との出会いをお手伝いさせていただければと思います。 この記事は、「文学×音楽」をテーマに、文学作品とそれに関

          徒然文学日記②―作家たちのエピソード―

          ②憧れているからこそ、感じるドキドキ感―第2話 谷崎潤一郎と永井荷風のお話―  ※この漫画は実在する作家たちとそのエピソードを元にしたものです。作家さんの顔写真やエピソードを踏まえて描きました。  ※何かお気づきの点がございましたら、お手数をおかけして大変恐縮ですが、literature.byyour.side@gmail.comにまでご連絡ください。 7月24日は谷崎潤一郎のお誕生日でした🎉 おめでとうございます! 永井荷風の激賞を通して、華々しい文壇デビューを飾った谷

          徒然文学日記②―作家たちのエピソード―

          スタンド・バイ・ミー

          映画と文学① (文責:夏崎れもん) どうしても、忘れることのできないひとはいますか。 夏のぬうっとした空気の中でなつかしい香りを嗅いだとき。 見えないなにかに閉じ込められて頭がぼんやりしたとき。 まるで自分しかいないかのような場所でひそやかな鼻歌が聞こえたとき。 あなたの目の前を見覚えのある誰かの背中が歩いていったことはないだろうか。 この物語であなたは、そんな誰かのことを思い出すかもしれない。 物語『スタンド・バイ・ミー』はスティーブン・キングが書いた作品で、十二歳

          大学生の古本雑録②

          (文責:千葉 @u5ee9lCmWeLuYO0) 神田の東京古書会館で開催された明治古典会七夕古書大入札会に行ってきた。これは何なのかというと、「明治古典会」という業者しか入れない市が毎週あるのだが、年に一度この時期に、一般人も参加できるようにして大々的にやるのだ。私は金曜は大学があったので土曜の朝イチで行ってきた。 とりあえず気になったのは漱石の「森巻吉」宛の自筆物、森といえば漱石の講義を筆写したノートが東大に入っているが、葉書2通、書簡1通、署名本1冊とまとめて出たとい

          「ひびきの響き」サウンドトラック

          文芸誌「いつもあなたのそばに文学を」第一号の合同小説は吹奏楽をテーマにしたお話。 今回は、それぞれの執筆した作品のイメージソング、サウンドトラックを選んでプレイリストにしてみました♪ 本日は深川文「ひびきの響き」のイメージソングを紹介。 こちらは物語の展開に合わせたサウンドトラック形式となっております! 文芸誌の配送開始が11月とまだまだ遠いですが、このプレイリストを聞いて、物語の展開をイメージしてみてくださいね💓 ぜひ作業のおともにお聞きください♪ なお文芸誌「いつもあなた

          「ひびきの響き」サウンドトラック

          「志した音」イメージソング

          文芸誌「いつもあなたのそばに文学を」第一号の合同小説は吹奏楽をテーマにしたお話。 今回は、それぞれの執筆した作品のイメージソング、サウンドトラックを選んでプレイリストにしてみました♪ 本日は金川めいさん「志した音」のイメージソングを紹介。 今回は夏らしい音楽もたくさん収録されています! 文芸誌の配送開始が11月とまだまだ遠いですが、このプレイリストを聞いて、物語の展開をイメージしてみてくださいね💓 ぜひ作業のおともにお聞きください♪ なお文芸誌「いつもあなたのそばに文学を」第

          「志した音」イメージソング

          作品紹介―深川文―

          ひびきの響き ―同じだけど違う音が響き合うその瞬間に奇跡が起こる物語。  憧れの吹奏楽部に入部するも、自分の目指している音を奏でることが出来ずに悩んでいるひびき。自主練習をしていた際に、幽霊で吹奏楽部時代にはフルートを吹いていたと語る志音と出会う。理想の音を奏でることを目指して、志音と秘密の特訓を始めたひびきだが、志音にはどこか影があって…。 < 故郷の晴れ 『ロミオの青い空』に登場する「ドォーモ大聖堂」をモチーフに描かれる作品。  何もかも嫌になって、ミラノに逃亡してきた

          作品紹介―金川めい―

          志した音 <あらすじ> 今日も今日とて練習に明け暮れた志音。しかしその胸の内はどろどろと渦巻いていた。 一転、いつのまにか仏壇に腰かけている自分に、半透明になっている身体に驚愕する。すっからかんになった頭のままある学校にふらふらと入り込み、「音」に……“ひびき”に出会う。その音がもたらす痛みに、失っていた記憶を思い出していく。あの日のどろどろしていた気持ちの正体を。幽霊になった志音は、何を失って……「手放して」いたのだろう。 <作者コメント>  共通の世界観で執筆した作

          作品紹介―無題―

          https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22573655 今回紹介するのは、無題さん(twitter:@no_title_528)の作品です。 無題さんは、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ『星の王子さま』『プロジェクトセカイ』や『風花雪月』、野田サトル『ゴールデンカムイ』を元にした短歌、三島由紀夫『潮騒』の舞台、神島を元にした小説と、様々な作品を書いていただきました!無題さんの作品は、バラエティに富んでいて、読んでいて楽しかったで

          第一号作品紹介 ―岬―

           後期企画推し短歌部門に参加された岬さん(Instagram:misaky_sohten) 『ロックマン』や『ウルトラマンブレーザー』、『グッドオーメンズ』など…様々な作品をもとに歌を詠んでいただきました!  一途に飾らない言葉で自分の「好き」という想いを表現した、岬さんの歌を、『いつもあなたのそばに文学を』第一号では、楽しむことが出来ます✨ 作品の試し読み 『ロックマン』 指先が覚えた道順辿るたび青く燃ゆるは君の心 ※失敗を重ねて上手になるものです 夢にまで見たその背中