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「運命を変える言葉」 五日市剛 今野華都子

「お金だけを求めていると、付き合う基準もくるってしまいます。価値判断は目に見えるものじゃなく、お互いに尊敬できるか、一緒に喜びあえるか、感謝しあえるか、で決めてみたらどう?」



「運命を変える言葉」 五日市剛 今野華都子


世界一のエステティシャン・今野華都子さんに「ツキを呼ぶ魔法の言葉」でおなじみの五日市剛さんがインタビューした本がこの本「運命を変える言葉」です。


今野さんは幼い時から病気がちで、腎臓や肝臓の病気を経験し、ガンも2度経験しました。それが原因で、シミやシワが出るようになってきました。


今野さんは今まで、外側よりも内側、つまり、心が一番大切だと思っていました。


しかし


シミやシワを非常に気にして、何とかしようとしている自分に気がついたのです。


確かに人間は中身が大事。
でも外側というのはこんなに
人の心に影響を与えるものなのかと。


45歳でエステの仕事をはじめた今野さんは、周りに比べると遅いスタートでした。でも、今野さんの施術を受けた人たちは言うのです。


「本当にキレイになってしまう」

「本当に行ってよかった。」

「なぜか不思議と涙がでてくる」


今野   「それは私にも分かりませんが、お客様の涙を拭いて差し上げながら施術することは確かに多いですね。」

五日市  「やはりお客様が、お店の雰囲気、香り、従業員のマナー、そういったものを総合的に体で感じ取って今野さんから滲み出る優しさや温かい言葉、心配りにも心打たれるのだと思います。」

今野   「一番の美しさとは、実は特別なことではなく、その人が本来持っている「良さ」が自然とでてくることなんですね。」

「私のやってることは、その「良さ」を引き出すちょっとした手助けにすぎません。」


お客様にそのように言われるのは、今野さんの今までの苦労、あたたかさ、教育者としての人間の深さなのでありましょう。


仕事とは、人生とは、今野さんに言わせればこういうことなんです。


お金だけを求めていると、付き合う基準もくるってしまいます。

価値判断は目に見えるものじゃなく、お互いに尊敬できるか、一緒に喜びあえるか、感謝しあえるか、で決めてみたらどう?


ハッ!と気づかされる言葉が、この本にはたくさんありました。


そして


この本のタイトル「運命を変える」ことについて、今野さんはこう語っています。


運命を変えるには大きな努力なんて必要ないんです。

必要なのは、日常の小さな習慣を積み重ねていくことだけなんですね。




【出典】

「運命を変える言葉」 五日市剛 今野華都子 致知出版社     


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