「Happy名語録」 ひすいこたろう+よっちゃん
「あなたが、この本を読み終えたとき、「生まれてきて、よかった」思わず、そうつぶやいてしまう本を作りたかったんです。」
「Happy名語録」 ひすいこたろう+よっちゃん
プラスの言葉のパワー、マイナスの言葉のパワーを受けたとき、あなたはどのように感じますか?
僕は誰かの言ったひと言で、良いことを言われた時、誉められた時は、1日中幸せな気分になります。
また
逆に、嫌なことを言われた時や怒られた時は、1日中、ひどいときは1週間から1ヶ月くらい引きずることもあります。マイナスの言葉のパワーは、予想以上にダメージを受けるんですよね。
この本は、ひすいこたろうさんとよっちゃんによる体験から出るお話に、著名人の名言が “ここぞ” というタイミングで添えられております。
「名言」「良い言葉」のプラスの効力を、本書を読み終えた時には、驚くほど感じるはずです。
そして
幸せを感じ、とにかく前に動きたくなること間違いありません。
さらに
絶対に悪い言葉を使わないことが、「開運の条件」だと気づくのではないでしょうか。
それを感じたのが、この話です。
以下は、医学博士の佐藤富雄先生の本で教わったものです。
人間の脳は、大脳と原始脳に分かれているそうです。
そして面白いのは、原始脳は、「主語」が認識できないのだとか。
どういうことかというと、たとえば「あいつは馬鹿だ」と言ったとします。
「あいつは」と言っているのに、原始脳の方では、「あいつは」が認識されない。認識されるのは「馬鹿だ」という部分だけ。
つまり、自分に「馬鹿だ」と言っているのと同じことになってしまうのです。
原始脳は体の機能を司るのだそうで「馬鹿だ」という言葉に反応してしまうのだそうです。
否定的な言葉は相手に言ったつもりでも、結果的に自分に返ってきてしまうのです。
では
良い言葉を相手に言うと、どうなるでしょう?
相手に良い言葉、優しい言葉を使うと、自分自身も、自分のまわりの人たちも幸せになっていくのでしょうね。
また、“言葉”というと「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の五日市剛さんのお話が出てきます。
この話は、どんな人間関係をも改善する魔法の3ステップだといいます。
五日市さんの講演会で教わったお話です。
Eye contact
はい。まず相手の目を見るんです。どんないいことでも相手の目を見ないで言った言葉は相手の心には響きません。
Make a smile
ニッコリ微笑んで。
Say something nice
相手の喜ぶようなことをひと言言ってあげる。これだけです。
たとえば、「その髪型、似合ってるね」とか「そのネクタイ、ステキ」って言われた、なにげない誉め言葉って意外と覚えているもんですよね。
一度誉められたネクタイはするたびに思い出すし、小学生の頃に「好き」って言ってくれた女の子のことをいまも覚えていたりしますよね。
五日市さんから教わったのは、人は誉められるとその言葉が500回、頭の中で響くってことです。
「その髪型、かわいいね」って誉めると、誉めた方は言ったことを忘れても、言われた方はことあるごとに思い出すんです。
なにげなく言った言葉でも、相手が喜ぶ言葉で、それが良い言葉であれば、自分も相手も幸せになって、その上相手は500回もあなたのことを思い出すなんて!こんな良いことないですよね。
ココに添えられた名言が
「優しい言葉は、たとえ簡単な言葉でも、ずっとずっと心にこだまする」 (マザー・テレサ)
こんな感じで、ためになる良いお話に添えられているたくさんの名言。
「幸福だから笑うわけではない。むしろ、笑うから
幸福なのだと言いたい」 (アラン)
【出典】
「Happy名語録」 ひすいこたろう+よっちゃん 三笠書房