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Mountain trip

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山旅。
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#登山

兜山から要害山へと歩いた。秋晴れかと思いきやまるで春のように少し霞んでいる。兜山展望台からの富士山もかろうじて。谷を下っていくと途中に深草観音。たくさんの石仏が並んでいた。表情豊かなとてもやさしい顔立ちの石仏さま達だった。楽しい気分になって、要害山へと足を進めた。2024/10

笹子峠を越えて尾根を登る。樹々の間から甲府盆地が見えてきた。ナットウ箱山なんていう変わった名前の山を越えると、達沢山に到着した。あまり踏まれていない感じの道を登り下りして蜂峰山を越えるとぶどう畑に降りてきた。雲の切れ間から南アが頭を出し、夕方の光がさしこんできた。2024/10

5・6のコルへ。アイゼンがよくききぐんぐん登れるが高度のせいか息がきれる。前穂北尾根を涸沢、梓川を眼下に4峰、3峰と登っていく。高度感があり穂高や遠くの山々が見渡せ爽快だ。奥又白池も少しだけ明るい青い色を見せている。前穂高山頂。さすがクラッシック。すばらしかった。2023年6月

篠井山から貫ヶ岳を歩いた。白鳥山も登るつもりだったけれど、時間がたりず。途中で道をみつけるのに時間をロスしたのがいたかった。探していた道は「こんなところに!」思い込みというのはおそろしい。駅近くのお店でのんだ生ビールがキンキンで美味しかった。

会津駒ケ岳でイグルー

会津駒ケ岳でイグルー

「2月だというのに雨?!」

日曜日の天気予報はなんと雨。しかも土曜の夜から降りはじめそうだ。予定ではイグルーで泊まって会津駒ヶ岳に登るつもりだった。テントならばなんとかとも思うが、イグルー泊で登山するのが目的なのであきらめた。テントでも雪山で雨はちょっと…だけど。

土曜日は天気がもちそうなのでよさそうな場所まで登って、イグルーで早めの夕食をたべて帰ることにした。

滝沢登山口から登り始める。暖

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権現山〜おいしい上野原

権現山〜おいしい上野原

中央線を猿橋駅で下車して、富士急行バスの営業所まで歩きだす。まだ暗い早朝。でも思ったよりは冷えていない。

登山口までバス。うとうとしてバス停を聞きもらしたりしないだろうかとすこしどきどきする。なにしろ一日数本しかバスがない。

予定どおり「杉平入口」で下車して、歩きだす。登りだすと、朝日が差してきた。きれいな時間。大好きな時間。

鋸尾根は落ち葉にうずもれていて歩きずらいが、どんどん高度をあげて

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北アルプス 馬場島〜新穂高(早月尾根、五色ヶ原、雲ノ平)

北アルプス 馬場島〜新穂高(早月尾根、五色ヶ原、雲ノ平)

北アルプスの歩いてみたかった場所をつないでハイクした。

Day 0 / 7月25日(月)バスタ新宿から夜行バスで富山駅。バスタ新宿へははじめて行った。たくさんのバスがどんどん発着するターミナル。バスは数人だけの乗客で3列シートでとても快適。

Day 1 / 7月26日(火)富山駅につき、コンビニで朝食を買おうかと思ったら目の前に"吉野家"。これ幸いと牛丼を食べてエネルギーを蓄える。京都に夜行バ

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ウソのテント場

ウソのテント場

テント場にいい場所はないかな、と思いながら歩みを進めていると、コルの草原にでた。見はらしもいいし、よさそう。と思ったけれど、今日は風がつよくて、風のぬける場所にあるそこはやめた。

樹林にはいると鳥たちがしきりにさえずっている。「フィ、フィ」と声が聞こえる。ほっぺたの赤いウソがさえずっていた。となりにはつがいのメスもいる。見ていても逃げるでもなく近くの樹の間を2匹でいったりきたり。

もうひと登り

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白馬岳と白いライチョウ

白馬岳と白いライチョウ

Day 1

白馬岳へ。いちばんの目的は冬毛の白いライチョウをみること。

ゴンドラリフトであっというまに栂ノ森。林道をたどり、さらにひとのぼりすると天狗原。先をみると白馬乗鞍岳の斜面。山スキーヤーが滑ってくる。よい滑りができたらしく、ちょっと興奮気味の彼と言葉を交わす。

斜面を乗越すと雪面からハイマツがちらほら出ている広い台地状にでた。ひと休みによさそうな場所へいこうとすると、"ライチョウ" 

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仙丈ヶ岳〜高遠

仙丈ヶ岳〜高遠

長い長い河原歩き、ようやく廃墟となった丹渓山荘に着いた。昔、歩いたことがあるはずだけど、こんなに長かったっけ、と思う。荷物を背負って歩くのがひさしぶりのせいだからか。

ここからは山道らしくなり、すこし調子がでてきた。北沢峠に幕を張る。

翌日、仙丈ヶ岳へ。峠からトレースをたどる。昨日、すれ違った登山者のトレースかな。

しばらく登るとトレースはなくなり、ラッセルしながら登っていく。たいへんだけど

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八紘嶺〜黄金の湯

八紘嶺〜黄金の湯

ひさしぶりに泊まりの雪山。八紘嶺から山伏をまわってくる1泊2日の予定だったけれど、八紘嶺までしか届かなかった。残念。

梅ヶ島温泉に車を停めて歩き出す。ヒノキの林の中を歩く。気がつくと広葉樹のあかるい林になっていた。ひさしぶりの冬の装備はおもたくて、下ばかり見て歩いていたせいだな。

ようやく稜線についた。アイゼンをつけようと荷物をおろすのに、振り返ると、富士山。「わおっ」。いつもハッとあらわれて

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