父親が認知症になったことでKOHHの曲の歌詞がモットーになった話
私の父親は3〜4年前から認知症を患っています。正式な病名は若年性アルツハイマーです。
普段の生活には支障はありませんが、仕事をすることが難しくなり、発症時まだ定年前でしたが早期退職することになりました。
発症してからは趣味だったDIYも出来なくなりましたし、退職後にやりたいこともあったかもしれませんが、こうなってしまってはたまに散歩することしか出来なくなりました。息子としては正直やり切れない気持ちです。
寝たきりになったわけでも死んでしまったわけでもないのですが、認知症になると昔のことは覚えていても、新しく何かを覚えることは出来なくなります。父親の中の時計が止まってしまってるような感じです。それでも私の息子のことだけは覚えてくれたので、孫のパワーというものは凄まじいです笑
そんな父親を持つ現在29歳の私ですが、もし病気が私に遺伝していて同じ年代で同じ病気を患ってしまったとしたら私が健康的に過ごせる時間はあと30年ほどになります。人生100年時代とは言いますが、100歳まで生きれても健康でなければ意味がありません。
認知症というものは生活習慣である程度防げるものらしく、特に食事には気を遣うようになりました。糖質はなるべく控え、オリーブオイルや青魚など良質な油を摂取する。ここ2年ほど朝食はバターコーヒーだけを飲んでいます。病気を予防し、いつか発症したとしてもなるべく発症年齢を遅くできるように。
そして食生活の改善ともう一つ心に決めたことがあります。それは「いつかやろう」を辞めたことです。やりたいことはすぐにやる。特に老後にこんなことをやりたい、という考えは持つのを辞めました。自分に老後なんてないと思うようにしてます。
最後に自分が好きなラッパーであるKOHHの「毎日だな」という曲の歌詞を貼ります。
今の自分のモットーにしています。
一秒後よりも今 俺が好きなのは毎日今
死ぬ時まで生きてるのが自慢