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1章小学生時代

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#思い出

涙の別れ

涙の別れ

小学生最後の日

目に見えた別れそして

感情がしっかりとして初めての

別れ・・・

私は

なぜか入ったところと違う学校にいた
(※転校はしていない)

そう、私のいた学校は

改装のため、閉校した校舎を使って

通っていたのである

正直何とも言えなかった・・・

自分は卒業するのに

校舎が違うと何か他人事のような気分

送り出すときに言われるセリフは

自分も何度も聞いたことがあるせいか

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沈む景色

沈む景色

ある夏休み

私はその頃小学四年生

いつものように海で泳いでいた

飛び込むことが好きな私は

まだ泳げない

浮き輪をやめ

腕輪をしながら泳いでいた

そんなある時

私はある先輩と泳いでいた

そう、その先輩はブランコ事件

そして、ゲームボーイをくれた先輩である

その先輩は3つ上

泳ぎもうまく潜水も1分以上できる

泳げない私からすると天才みたいな存在

あんな風になりたいなんて思い

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破り捨てた文章

破り捨てた文章

ある昼休み

私は夏休みの宿題をさせられていた

しゅなヲ「あー終わんない…トイレ行くかなー」

そんなことを毎日やりながら

時は10月を終わろうとしていた

私は毎日出る漢字1ページ(400字)

と夏休みの宿題の漢字400字×40日少し

を毎日書き続けていた

まるで闇金から借りた金のように

返しても返しても終わらない

無限地獄のようだった

集中力が好きなことじゃないと

30分くら

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どちらか問う

どちらか問う

「やらなかった・・・」

「やれなかった・・・」

「どっちかな?」

その人はそれが口癖のように言っていた

私はいつも言われていた

その理由は…

宿題をしてきてなかったからである

そう

さっきの質問は

宿題をしてきてないことに対して

そう質問してくるのだ

私は毎日のように

「やれなかった」といい

理由を陸上で疲れたとか

おなかが痛くてとか言っていた

ただ、だんだん理由を言

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冗談を知らないわたし

冗談を知らないわたし

ある日

私は母親にこう言われた

「あんたは私の子供じゃなくて拾ってきたのよ」

私はまだ冗談ということを知らなかった

そう、真に受けてしまったのだ

よく、親が小さいころにこんなことを言うと

私は最近色々な人に聞いて知ったのだが

この一言は私にとってそんな軽く言っていい言葉ではなかった

私は言われた瞬間に

とてつもなく落ち込んだ

そして、周りにいる家族は実は他人で

いつも、私を無

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サンタさんは・・でした

サンタさんは・・でした

とある日

私はなぜか

プレゼントをもらいました

そう、それは

サンタさん!

ではなく

先輩から・・・

それは

「ゲームボーイ(白黒)」

そして、カセットに

「ポケモン」

をくれました

人生初のプレゼントだった

そうその先輩は

例のブランコ事件の先輩であった

訳も分からず喜こんだ

(ブランコのことはその時すでに忘れていた)

(今思えばそのことについてのものだったのだ

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突然現れるリセットボタン

突然現れるリセットボタン

当時

流行っていたのは

ゲームボーイ

まだカラーではなくモノクロだった

そんなとき

私は初代のゲームボーイをもらってしていた

しかし

中の画面がそのまま見えていたことから

多分、表面の画面は割れていたのだろう

そこで初めてマリオをするのだが

私はすぐに思った

このゲームは難しいと・・・

そしてあっという間に飽きてしまったかと思えば

仲の良かったお兄さんが

スーパーファミ

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わたしは・・・ここに

わたしは・・・ここに

それはいつものように

学校から家に帰っていた

通学バスに乗って下りれば

人の気配少ないバス停

私はいつも思っていた

下校時間がズレるだけで

一人ぼっちだ・・・と

異常に長く思える帰り道

石ころをけりながら

気を紛らわそうとする

でも・・・

そんなんじゃ消えるわけもない・・・

石は途中でなくなった

帰り着くまで20分ぐらいだろうか

歩いてかかる

つまらない気持ちしかない

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衝撃波

衝撃波

キーンコーンカーンコーン♪

その日は他の学校と交流の日だった

ざわざわざわ・・・

?「はーい!じゃあ次はこっちで班組んで~」

婚活パーティーのようなノリで次々入れ替わる
\そんなの行ったことないけどな!/

それが、朝から始まって昼過ぎまで続いた

そして私は

お目当ての子を見つけた
\ほんとに婚活パーリィーピーポーかよw/

ひと際目を引く人がそこにいた

圧倒的な統率力、声の通りやす

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飛ばないボール、止まった足

飛ばないボール、止まった足

パンッ!!

その音と共に走り出す

そう、徒競走

私はとても気分がよかった

なぜなら、前の方を走っているから!



しかし

そう長く続かなかった

低学年の頃はよかった

だがしかし

成長するにつれどんどん抜かれていく

(あれ!?なんで?)

ハンドボール投げ・・・

なぜが私にはみんなの投げる投げ方ができない

右腕は横までしか上がらない

(どうやって投げているんだ…)

ブラ

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誰もいないその場所は・・・

誰もいないその場所は・・・

?「さーて今日は森に行って木の実をとってきましょ~♪」

元気よく授業放棄を宣言したのは

担任だった!

それはその教師が赴任してきてすぐのこと

担任「あ~授業よりここの自然を堪能したほうがいい」

みたいなことを言い出して

授業が結構な確率で

木の実を取りに行ったり森を探検するという内容に

変更していた

誰もが何も言わないがおかしいと私は思っていた

それはほかの先輩がそんなことをし

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天高く・・・

天高く・・・

それは

ある日の昼休み・・・

キーンコーンカーンコーン♪

しゅなヲ「よーし!昼休みだ!」

その頃しゅなヲがハマっていたのは

「ブランコ」

ハマるとそれしか見えなくなるしゅなヲ氏

あほのように

毎日こいでいる

何でそんなに楽しんでいられるのかは

今の私にもわからない

しかし、周りは飽きが来るもの

そこで何が起きるかというと

ブランコから

立ち上がったり

靴を飛ばしたり

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創造と破壊

創造と破壊

私は砂が好きだ

砂は

大体どんな感じのものでも作れる

私は砂が好きだ

砂は

大体どんな感じのものでも壊れる

私は砂が好きだ

砂は

その時が一番きれいで

それが消えゆくまで楽しめる

そんな自由な君が好き

はい!

とゆうことで今回は砂場で遊んでいた時の話

昼休み・・・

私は一人で砂場で何か作っては壊し

ちょっと危なそうなストレス発散のように

遊んでいる

するとそこに

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砕けちる好意

砕けちる好意

キーンコーンカーンコーン♪

いつものように私は日常を送っていた

しかし、少しずつ変わりゆくものがあった

それは私の心である

日々を過ごしているとやはり

好感度、友好度は上がっていくもので

私も例外なく上がっていった

小学生に上がる前からずっと一緒にいる人ばかりだから

いきなりMAXと言ってもいいのだろうが

好意の形が変わる

そんな中私はある一人に対して

特別な行為を抱いていた

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