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わたしは・・・ここに

それはいつものように

学校から家に帰っていた


通学バスに乗って下りれば


人の気配少ないバス停


私はいつも思っていた

下校時間がズレるだけで

一人ぼっちだ・・・と


異常に長く思える帰り道


石ころをけりながら

気を紛らわそうとする




でも・・・


そんなんじゃ消えるわけもない・・・


石は途中でなくなった


帰り着くまで20分ぐらいだろうか

歩いてかかる


つまらない気持ちしかない


帰り着いても存在はよく忘れられた


居るのがわかると「外で遊んできなさいと言われた」

後輩のところに遊びに行くと


そこの親から追い返されたり

ハブられたりした


都合のいい時にだけしか相手なぞしてくれない


いつも、みんなの一世代前のゲーム

古い自転車

さげすんだ目で見られているのに

何も言えなかったし

一人ぼっちになるのが怖かった


習字をするといって同級生と同じ教室に入った

でも、教室を親から変えられた

空手をするといって同級生と同じ道場に入った

休みの日の朝、連絡をして同級生の家に行った

同級生は半分くらいの確率で車で出かけていた

同級生の家は車でしか行けなかったから


歩いて帰れもせず

一人でうろうろした

次第に馬鹿にしてくる後輩も増えた

居場所なんてなかった




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しゅなヲ
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