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#不登校は不幸じゃない
不登校支援の現場において、その人の不登校経験がほとんど役に立たないたった1つの理由
不登校のボランティアに携わりたい、または不登校の子どもと関わりたいと考えているあなたへ。
「自分も不登校だったので、その経験を活かしたいです」。
僕がスタッフをしているNPO法人では、不登校の子どもたち向けにフリースクール事業をやっています。正直、人手が足りているとは言えない状況なのでボランティアスタッフの募集も同時並行でやっているのですが、よくこんな文面でボランティア応募メッセージがきます。
「不登校は不幸じゃない」。でも、「学校は必要」?その理由も腑に落ちる、不登校経験談の集合体の1冊。【小幡和輝『学校は行かなくてもいい―親子で読みたい「正しい不登校のやり方」健康ジャーナル社】
この本の書評はどうしても今日書いておきたかった。
もうすぐ夏休みが終わる。実はこの時期に「18歳以下の自殺者数」というものが格段に増える。それは、2学期が始まるにあたって学校に行きたくない、学校が辛くてしんどい子どもたちが、耐えきれずに「死」の道を選んでしまうからだ。
でも、それっておかしくないか。
「学校に行く」以外に、選択肢が許されないのっておかしくないか。
もし「学校に行く」以外の選択肢