
「エッセイリレー企画」を機会に言語化したいこと
この記事は
PJさんのチャリティーイベントの一環である
「エッセイリレー企画」への参加記事となります。
【『終活』のおハナシFESTIVAL】で
類い稀な話術と
豊富な経験と知識を武器に
講師をしていただいている
八神 夜宵 様
から鉄の重みを持ったバトンを受け取りました。
「小説家」という肩書をお持ちの方から
数多くの想いが込められ手渡されるバトンは
受け取る前に筋肉痛になりそうな
それほどの脅威があるのですが。
【⇩八神さんからのバトン⇩】
ハードルを上げられてしまいましたが
(仕返しに冒頭でハードル上げ返し笑)
そのハードルは
跳ぼうが全部倒して走ろうが下を潜り抜けようが
次に繋ぐというゴールを果たせば
ミッションコンプリートなのです。
【⇩リレーエッセイ企画スタートアップ記事⇩】
#ギネスリレー
【PJさんの魂の企画】
さていきましょうか。
課題解決の支度に活用する心のありかた
ここ数年、自然災害による
人的・物的・精神的被害が散見されています。
人生においてこれほど「予測不能」な出来事はなく
出来ることといえば
防災意識の向上や
「日頃の備え」と言ったところかと思いますが
僕自身、具体的に大きな「被害」に遭遇したことはなく
2024年の能登半島地震の際、帰省していた富山の実家で
それなりの大きな「揺れ」を感じたぐらいであり
常に報道を見ることで
被害の規模の大きさや
様変わりした日常生活を目撃することが多いのが現状です。
人は実感を伴うことが起きない限り
それを理解し考え行動することはない。
これは、キレイごとを抜きにして
実際のところ事実であり
多くの人はそう感じている。
自然災害のみならず
「自分の人生には関係のないこと」に対しては
どうしても
自分の人生における
大切な時間やモノなどを使うことができない。
だけど、一方では
もし自分が「困りごと」に直面すると
誰かに縋りたくなるのも「事実」です。
この事実は
必ずしも批判的に言葉にするのではなく
人間の心理として当然の心の動きなのでしょう。
ところがそんななかでも
他人の苦しみや困難に対して強い共感を持ち
相手の立場に立って考える能力を発揮し
そのために行動を起こす意欲を持たれる方も一定数おられます。
その活動のひとつが
「チャリティー」です。
チャリティーとは所謂「慈善活動」として認識され
困っている人々や
社会的弱者を支援するために行われる活動のこと。
具体的には
「資金の寄付」や「物資の提供」
「イベントの開催」などが一般的な形態であり
冒頭の災害救援や医療支援
環境保護活動、献血もそれに該当しますし
最近ではフードバンクなどもそうかもしれません。
このような活動は
個人や団体がその使命に共感し
自発的に行うことが多いです。
そして
その「チャリティー」に
非常によく似た形態に
「ボランティア」というものがあります。
「ボランティア」とは奉仕活動のことであり
個人が自分の時間や労力を提供して
社会や他人のために奉仕する活動です。
たとえば
地域の清掃活動・福祉施設での支援
災害時の救援活動などが該当し
金銭的な報酬を求めない点が特徴です。
しかし
両者はとても素晴らしい活動にもかかわらず
どうしても「なにかが起きたあと」であったり
事後的な活動であることが多い。
いや
それでもなにかしら行動に起こすことができることは
ホントに尊敬に値することは揺るぎありません。
複雑化し多様化する現代社会において
様々な問題が浮かび上がることが多くなってきた昨今
少しずつ少しずつ
注目を浴び始めているビジネスモデルが存在します。
『ソーシャルビジネス』
ソーシャルビジネスとは
社会的な問題を解決することを目的とした
ビジネスのことです。
利益を追求する通常のビジネスと異なり
主な目的は社会課題の解決です。
そのため
利益は事業の持続可能性を確保するために
再投資されることが多い。
少子超高齢社会、認知症社会、格差社会
デジタル社会、国民負担の増加、医療介護問題
障害者の生きやすさ確保...
ここには列挙できないほど
数多くの、そして日常生活に密接に結びついた課題が
現代社会には無数に存在します。
ソーシャルビジネスが
ソーシャルビジネスが成立するためには
主として
「チャリティー精神」と
「ボランティア精神」が基盤となり
社会的な問題解決への強い動機となります。
これらの精神は
従業員や関係者の協力を得るためにも重要です。
具体的に予測されることは
チャリティー活動の一環として
ソーシャルビジネスへの資金提供が増える可能性があること。
たとえば
企業や個人がソーシャルビジネスに対して寄付を行い
そのビジネスが成長して
社会的課題を解決するのを支援することが考えられます。
また
ボランティア活動を通じて得られる経験やスキルを活かし
ソーシャルビジネスに参加する動きが増えるかもしれません。
慈善精神を持つ人的資源が
社会的課題を解決する流れに乗ることは
おおいにあり得ることです。
さらに
チャリティー団体とソーシャルビジネスが
共同でプロジェクトを実施するケースも増えるでしょう。
たとえば
環境保護を目的としたチャリティー団体が
リサイクルビジネスと連携して活動することが考えられます。
チャリティーとボランティアは
ソーシャルビジネスと深く結びつき
相互に補完し合う関係にあります。
将来的には、これらの活動がより一層緊密に連携し
社会的課題の解決に向けた取り組みが
大きく進むことが期待されます。
しかし
ソーシャルビジネスにおいて
ボランティア精神やチャリティー精神は
非常に重要な要素ですが
それだけではなく
ビジネスとしての戦略や運営能力
創造性と革新性
コミュニティとの連携
持続可能性など
多角的な視点が求められます。
今後、将来的に「ビジネス」は
営利目的としてのビジネス単体で成立するものではなく
またチャリティーやボランティアも
単体で成立するようなことはなくなる時代が
主流となるかもしれません。
「社会的な課題を解決する」ためには
「社会的な課題」を見抜く必要があり
どのようなカタチで課題の解決に貢献するかを
戦略立てるチカラが必ず必要になり
そのベースとなる視点は
「チャリティー」の精神であり
「ボランティア精神」であるのだと思います。
さて
このバトンを誰にツナグか。
ツナグと言えば
僕がプロデュースしている
このアカウントを
𝕏(旧Twitter)で展開しているなかで
大変お世話になっております
しらゆりさん
に繋ぎます。
秀逸な考察力と言語化能力を
如何なく発揮していただきたく想います。
どうぞ宜しくお願い致します。
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