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これからのリーダーのための自己認識の深め方と活用

現代のリーダーには、新しいアプローチが求められています。そのためには、自分自身の内面と外部の環境に対して深い認識を持ち、多面的で、冷静で、思いやりのあるリーダーシップを発揮することが求められます。

自己認識を深めることは、マインドフルリーダーになるための第一歩です。本記事では、自己認識を深めるための具体的な方法について紹介します。

1.     自己認識の重要性

自己認識とは、自分の感情、思考、行動パターンを理解することです。

自己認識が高いリーダーは、自分の強みと弱みを正確に把握し、ストレスやプレッシャーに対処する方法を知っています。さらに、他者とのコミュニケーションが円滑に行え、チームの信頼を得やすくなります。

自己認識を深めることで、リーダーシップの質を高め、組織全体のパフォーマンス向上にも繋がります。

ある人は、以前、新しいプロジェクトチームのリーダーに任命された際、プレッシャーとストレスに圧倒されていました。

その結果、イライラしてチームメンバーに対して厳しく当たることが増えていました。しかし、自己認識を深めるためにマインドフルネスを取り入れ始めると、自分の感情の変化に気づき、それを管理する方法を学びました。

これにより、チームとの関係が改善し、プロジェクトも順調に進むようになりました。

2.     マインドフルネス瞑想の活用

マインドフルネス瞑想は、自己認識を深めるための強力なツールです。瞑想を通じて自分の内面を観察し、今この瞬間に集中することで、自己理解を深めることができます。毎日5分でも行うことをお勧めいたします。

3.     フィードバックの活用

他者からのフィードバックは、自己認識を高めるための貴重な情報源です。定期的にフィードバックを求めることで、自分では気づかない視点を得ることができます。以下に、効果的なフィードバックの活用方法を紹介します。

①    信頼できる同僚や上司、部下にフィードバックを求めます。具体的な行動や状況について意見を聞くと良いでしょう。

②    フィードバックを受け入れる際は、防御的にならず、オープンな態度を持つことが大切です。

③    フィードバックを基に、改善点や強化すべき点を明確にし、具体的なアクションプランを立てます。

4.     マインドフルネスTODOリストと良かったことの記録を続ける

その日のTODOリスト作成と、良かったことの記録は、自己認識を深めるための効果的な方法です。TODOリストを作るときに、感情も予定することで、それができる喜びで行動がスムーズになったり、自分のパターンや傾向を理解したりすることができます。

また、毎日決まった時間に日記をつける習慣も自己認識を高めるツールとなります。朝の時間や就寝前が理想的です。

その日の出来事や感じたこと、考えたことを自由に書きます。特定のフォーマットは必要ありません。

過去の記録を定期的に見返すことで、自分の成長や変化を確認することもできます。

私も毎日、TODOリストと良かったことの記録を続けることで、出来ている事や出来ていないことの境が明確になり、自分の感情の動きや反応のパターンを把握し、改善すべき点に気づくことができました。

5.     「内部の批判者の声」に気づく

「内部の批判者の声」とは、意識化するまえに、何かのプログラムが働いていて、その言葉が聞こえている状態のことです。

例えば、「あなたってバカじゃないの」「あなたはまた前と同じような失敗をするわ」「他の人のほうがもっとうまくやるわ、きっと」などなど。

忙しい日常の中で、自分の無意識の声に気づかないまま過ごすことが多いですが、無意識の声をしっかりキャッチすることで自己認識を深めることができます。

それには、定期的に「内部の批判者の声」に注意を払う時間を取ることが大切です。

そのコツは、今感じている感情を具体的な言葉で表現してみます。「イライラしている」、「不安を感じている」など、できるだけ具体的に。

その次に、感情の原因を考えてみます。特定の出来事や人間関係、仕事の状況など、その状況になったときに、どんな内部の言葉が、自分の感情を生んだのかを考えてみます。

だいたい、私たちは、その言葉に「屈する」か「抵抗する」かのどちらかの選択を瞬時におこなって、感情を伴って、次の行動してしまいます。

ですので、その「内部の批判者の言葉」に、最適に対処するために、深呼吸をしてみたり、冷静に聞いてみたりすることが大事です。

毎日の生活の中に、瞑想などを取り入れていると、その「内部の批判者の声」が明確に聞こえてくるようになります。

そして、それが深まると、誰の声だったか、分かるようになってきます。

母親の声だったり、父親の声だったり、兄弟の声だったり、、、、、。

そして、そのときに、声が聞こえたら、「そうなんだ、、だから?」と聞き返してあげて下さい。

そうすると、また、何かを言ってくるかも知れませんが、それが大人しくなるまで「そうなんだ、、だから?」と聞き返してあげて下さい。

だんだんと大人しくなってくるはずです。

重要な会議の前に緊張を感じたときなどは、「お前の意見など誰も聞いていない」とか「また、細かいところで失敗する」とか、言っているかも知れません。

そのときは、呼吸法を行ってみたり、何をしゃべっているのだろうと、内部の批判者の声を意識してみたりするだけで、冷静になれるかと思います。

まとめ
マインドフルリーダーになるためには、自己認識を深めることが不可欠です。マインドフルネス瞑想、フィードバックの活用、TODOリストと良かったことの記録、内部の批判者の声を聴くなどの方法を取り入れることで、自己認識を高めることができます。これらの方法を日常に取り入れ、リーダーシップの質を向上させるための自己成長を続けていきましょう。自己認識が深まることで、より効果的で思いやりのあるリーダーとしてチームを導くことができるようになります。

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