ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと
「ものよりビジョンを買う時代」
ミレニアル世代の10人中9人が
商品やブランドのビジョンに共感できるか否かによって購買するブランドを選んでいる。
ブランドとは?
商品やサービスを競合他社から明確に区別し識別させるための、名称、言葉、デザイン、シンボル、その他の特徴。
ブランディングとは?
・戦略的に企業、商品やサービスの強みを引き出し
・環境や時代、消費者のニーズを踏まえながら
・消費者や社会に伝わるような形で表現し
・企業のブランドの価値を向上させる。
最終ゴールはファンになってもらうこと。
ビジネスを成功させるにはブランディングが必要不可欠。
一貫した「らしさ」が必要。
ロゴ、雰囲気、従業員のサービス、社内環境に至るまで。
日本の強み
技術力の高さ、商品の品質の高さ
日本の弱み
伝えることが不得意
教育の場で、自分の意見をいう、自分を表現する機会が圧倒的に少ない。
【感想】
日本人は伝える事が苦手。めちゃくちゃ僕にも当てはまる。
考えていることの言語化が苦手、人に意見を伝えるのが怖い、そもそも自分の意見がない。
○か×を回答する教育がメインで、自分の意見を言う場が圧倒的に少ないからだ。
考え方も正しいか間違っているのどちらかで判断するクセが付いている。
社会人になって分かったが、正否で判断出来ることの方が少ない。
例えば同じ営業のアプローチでもお客様によって契約になるか、ならないかが変わってくる。
結果が出てからやっとその行動をとったのが正しかったと分かる。
ただ契約の過程にはいくつもの要素が関わってくるので、やはり正否で判断出来る事ではない。
つまり、やる前にあれこれ悩むより7割型計画が立ったら行動すること。
これを今は意識している。
話が逸れたが、「伝えること」から逃げていた自分をすごく後悔している。
「言わなくても相手が察してくれるだろう」
これは甘えだった。
自分から伝えないと相手は分からない、そもそも分かろうとする人の方が少ない。
いつまで経っても伝える事が出来ない自分、自分の意見を言うのが怖い自分
その未来を想像すると情けなくて恐怖を感じた。
そんな自分になりたくないと。
だから今、文章で、面と向かっての言葉で自分の意見を伝えるように変えた。
上司に意見を言うのはまだ怖い。
強面の部長になんて震えながら伝えている。
情けないが、将来その情けない姿を晒すより今晒す方がよっぽどマシだから今やる。