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【本考察 #022】『オトナ女子の自律神経セルフケア大全』 by 松井 真一郎

頭・顔のケア
顔や頭のマッサージがストレス軽減に効果的であるとする研究があり、マッサージが副交感神経系を活性化させることにより、リラックス効果をもたらすとされているそう。頭や顔は、ストレスや疲労が顔の表情や頭痛の形で現れることが多く、瞑想や深呼吸などのリラクゼーション技法が自律神経のバランスを整え、頭痛の軽減や表情筋のリラックスに役立つことが挙げられます。血圧の低下や心拍数の減少にもつながり、結果として頭痛や顔の緊張を和らげることができます。特に、マインドフルネス瞑想はストレス緩和に有効であるそうです。

腰のケア

腰痛は世界的に広がる健康問題の一つであり、適切な運動やストレッチが自律神経の調整を通じて腰痛の予防や軽減に効果的であることが支持されています。特に、コアトレーニングやヨガは腰痛予防に有効。ピラティスやヨガはコアの筋肉を強化し、腰痛を予防するのに役立ちます。これらの運動は、背骨の安定性を高め、不必要な負荷から腰を守ることにも効果あり。さらに、適切な姿勢を維持することも自律神経の健康にとって重要。

ココロのケア

メンタルヘルスを保つためには、ストレスマネジメント技術の習得や趣味の時間を持つことが重要。精神的健康と自律神経の関係については、ストレスが自律神経の不均衡を引き起こし、それがさまざまな心身の不調を生じさせることが知られています。定期的な運動、瞑想、適切で良質な睡眠が心の健康を支え、自律神経のバランスを改善する効果あり。定期的な運動がストレスレベルを下げ、心の健康を促進します。運動はセロトニンやエンドルフィンのような幸福感をもたらす化学物質のレベルを高め、抗うつ効果があることが証明されているそう。加えて、質の良い睡眠は心理的ストレスの軽減に不可欠であり、自律神経のバランスを保つ上で重要な役割を果たしているようです。


普段行っている運動やストレッチが科学的な根拠の裏付けとともに「なぜ意味があるのか」「どのような効果があるから良いのか」を知ることができる良書でした!


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