【京都府】御食国の鯖街道で旬を食す
今が旬を迎える「秋サバ」。
せっかくだから、この鯖を食べようと京都と若狭湾を繋ぐ「鯖街道」をドライブ。
若狭は、古くから大陸との交易も栄え、豊富な海と山の恵みを京都に送り届ける御食国。「京は遠ても十八里」と言われるぐらい昔から京都との関係が深く、京都の食文化を支えてきたといいます。
それも古来より1500年続く往来によって。
鯖については、縄文時代から食されていたこともわかっており、奈良時代には若狭湾から奈良の平城京の朝廷まで運ばれていたという記録があるようです。
「鯖の生き腐れ」と言われるほど足の速い鯖、それでも昔の人は知恵を絞って工夫したのでしょうね。
戦国時代や江戸時代には、行商人が若狭湾で水揚げされた新鮮な鯖に塩をふり一日かけて徒歩で運んだという。その鯖、京に着いたころには丁度いい塩加減になったということで、天皇家や貴族に始まり京都の庶民を中心に重宝されたという。
だからこそ、京都では、今でもお祭りなど晴れの日に鯖寿司を食べる習慣が残っているんだとか。
その行商人が若狭湾から京へ運んだ道、その街道を「鯖街道」と呼ぶ。
その街道には要所だった熊川宿という宿場町もありました。
調べてみると、江戸期に形成された町並みが今でも残る宿場町で「御食国若狭と鯖街道」として平成27年(2015年)に日本遺産に登録されています。
蘊蓄はここまでにして、目的としていた鯖寿司を食べに「朽木旭屋」さんに到着。
ここは、石臼挽き十割蕎麦も有名なので、季節限定のキノコ蕎麦と特上鯖ずしセットを注文。
もともとnoteの記事にすることは考えてなかったけど、食事を終えた後に偶然「みたまさおみ」さんのキノコの記事を読みキノコに関心が、、、そこで急遽アップすることに。
なので、絵面があまりよくないことをご容赦ください(*_*;
みたまさおみさんの「キノコ採りとキノコ撮り」の記事。
超楽しい記事なので、是非ご覧ください。
キノコ蕎麦は、旬な秋蕎麦を石臼で挽く十割そば、それに季節限定で採れたてキノコが豊富に入っている。
なんとも贅沢、、、美味しくないわけがない。
キノコ蕎麦を食べる前に、この記事を読んでおけばさらに美味しかったかも、、、、😣
それと名物の鯖ずし。
朽木旭屋では、鯖の仕込みの際に発生する短所が起きないよう他店にはない独自の製法「大吟熟成仕込み」により、素材を生かした最高品質の鯖ずしだという。
こんなにお酢の程よい酸味と鯖と米の素材そのものの味を活かした肉厚の美味しい鯖ずしは食べたことがない、というほど絶品。
こだわりが半端ないみたいです。
が、朽木旭屋の究極の鯖寿司「真幻 肉厚度MAX」、食べてみたいけど値段も究極。。。😣
興味のある方は是非訪ねてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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