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今年は米作りにチャレンジ(7)!【脱穀】

今年始めたお米作り、田植えから4ヶ月強が経ち今回は以前行った稲刈り後に稲架掛けをした稲の脱穀作業(稲の穂先からもみを落とす作業)することに。美味しいお米になっていることを祈りながら。

そして、わたしの祈りが通じたのか、本日は少し涼しくなり晴天、彼岸花も美しく咲き誇った脱穀日和。
(彼岸花は球根に毒を持つけど、飢饉や戦争などの食糧不足に備える救荒食きゅうこうしょくとして昔から植えているとのこと。因みに食す際は毒抜きはするそうですよ😅)

この作業は機械(手作業だとあまりにも重労働なので、機械が入れる場所で作業しました)。
今回は稲架掛けした稲2本の脱穀、またわたしからのリクエスト(※理由は後述)によりもち米の脱穀をお手伝い。

今回もまた、田主の神社にお参りしている神様からのご加護?(笑)
とも思いながら、お天道様に感謝。

このもみ殻を穂先から外していきます



脱穀作業

脱穀作業は、稲架掛けした稲穂が十分乾燥した頃の晴れた日に行いますが、農家さんに聞くと例年秋の初めは晴れるので心配はいらないとのこと。

今回は、下の写真のような稲架掛けが2本。いづれももち米。

稲架掛けしている稲穂


脱穀機登場

脱穀機に稲穂を入れていけば、次々と稲わらが機械の後ろから出て、機械内部には籾が取り込まれていく。脱穀機とは便利なものですね。
ただ、稲わらに籾が残っているケースも少々あるけど、気にしません💦

この機械の優れていると思う点は、籾を取り外した稲わらは最後に束ねられて出てくるんです。
そうとう楽ちんです。

籾を取り外した後の稲わら


わたしの作業内容①

機械の後ろから束ねられた稲わらは、バサバサとどんどん出てくるので、後の作業をしやすくする為に10束を一つに束ねられるように重ねていくというもの。

もち米の稲わらは、注連縄しめなわ用に使われる予定とのこと。巷で売っている注連縄しめなわ用稲わらはほとんど中国製で稲が硬いらしい。
そして、通常のお米の稲わらは稲穂が短く注連縄しめなわには不向きとのこと。

ただ注連縄を作る際は、更にここから青い稲穂だけを選別し、稀にある籾が残った稲穂を使うという手間がかかります😅

束ねられた稲わらを10束一纏めにする


わたしの作業内容②

脱穀機は、稲わらを束ねて出すこともできるけど、ある程度粉砕して出すこともできる。

2本目の作業は、粉砕して出てきた稲わらを、機械が詰まらないようにレーキ(熊手)で掃き出す作業。
意外と疲れます。

そしてこちらの粉砕された稲わらは燃やしてしまうそうです。


お米の運搬

そして、軽トラックに籾を載せていって終了。
かなり頑張ったつもりだけど、聞くと今回の作業では400㎏ほどの収穫だそう。

機械がなかった時代は、どんなに大変だっただろうとつくづく思います。

取り出した籾を袋詰めしてどんどん軽トラックに載せていく


おまけ

今回、わたしがもち米の脱穀作業をリクエストした理由ですが、上述の通り注連縄の材料となる稲わら、そして畑の草マルチとして使う粉砕された稲わら(草マルチとしては丁度良い)が欲しかったから。

お手伝いした代わりに、「欲しいだけ持って行っていいよ!」とのお言葉。遠慮なくビニール袋に目一杯袋詰めして持ち帰りました。

今年は猛暑だったためか、お米の粒が小さいという。
それでも例年より豊作だったとのこと、そしてみんなが怪我もなく無事米作りを終えることができました。

最後に田主の神社にお礼のお参り。感謝感謝です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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